1.ホテル クロンスキー
 暗く陰鬱としたコムコルツグラッドからやって来たケイトの目には,有名な保養地だったアラルバッドの絶景はどう映っているのだろうか。ひたすらに美しいムービーシーンが終わり,飛行船の外に出ると,そこは豪奢なホテル「クロンスキー」の中庭。とりあえずはホテルに入ろう。
 さてケイトとしては,このホテルにお目当てのヘレナがいるかどうかが目下の関心事だ。しかし受け付けにいるフェリックス・スメタナは,オスカー以上に融通が利かないようで,頑として何も教えてくれない
 しかしケイトは,今や目的のためには,どんな違法行為も辞さない強い弁護士である(褒められるもんじゃないけど)。ここでも,とんでもない方法でフェリックスを受け付けの外に出してしまう。
その方法は,

 へリックスがいない間にカウンターの中に入り,ホテルのパンフレットを取り,宿泊台帳を盗み見よう。台帳の中には,間違いなくヘレナの名前がある(ただしカタカナではなく,Helena Romanskiと書いてある)。彼女はここに泊まっているのだ! ついでにヘレナの利用コードをメモっておこう
 次に,この台帳の乗っているカウンターに赤いボタンが付いているので,押す。これで先に進めるはずだ。

 

2.スパ
 さすが保養地である,入った途端に立派なスパ(温泉)が用意されている。画面右側からスパの周りを回って,反対側(右の画像参照)まで来たら,画面中央をクリックして奥へ。「クリスタルグラス」を入手して戻ろう。今度は左へ。
 スパから出ると,画面右に,ちょっと不思議な機械があるはずだ。横に鍵のかかった扉があるので,おそらくはそれを開けるための装置だろう。4桁の数字を入力できるので,先ほど知ったヘレナの利用コード「1270」を入力してレバーを引くと……何も起こらない(ただしケイトは,ほかの番号を入力したときとはは違う反応をする)。とりあえず,諦めよう。
 奥にはジェイムスというからくり人形がある……というか「いる」。おそらくはこのジェイムスもハンスの手によるものだろう。彼からヘレナについて聞いておこう。なお近くのバーカウンターは,ケイト曰く「今のところ使う必要がない」ようだ。つくづく勘のいい女性である。
 さらに奥に行くと……またスパの入り口へ。ちょうど一周してきたわけだ。外に戻っても仕方がないので,先ほどと同じルートでスパの周りを回ると,……先ほど出会わなかった人物が二人いる。しかし彼らはチェスに夢中。そこを素通りして奥に行くと,先ほど閉まっていたドアが開いている! 奥で落ちているものを拾えば,"次にどこで何をすればいいのか?"が分かるはずだ。

 分からない人は,

 

3.ヘレナ・ロマンスキー

 ガスマスクを付けて外に出ると……なんとも絵画的な景色が広がっている。ここで,ヘレナはすぐに見つかるだろう。

 ともあれ,この"元"大歌手彼女と会話しよう。すると彼女から,付き人を呼んでくるようにお願いされる。付き人とは,あのジェイムスのことだ。近くに,その名も「ジェイムスを呼ぶベル」があるので,取っておこう(ここで鳴らすこともできるが,ジェイムスは来ない)。
 ホテルの入り口の近くに,やはりベルを取り付けられる台があるので,ここで鳴らすと……これでもジェイムスは来ない。仕方がないので(マスクを外して)中に入り,ジェイムスのところへ行くと……。
 ママと電話で話しているうちに,ジェイムスはヘレナを連れてくるはずだ。ところで,ママとの会話中のケイトのセリフに,面白いものがある。彼女は,仕事だからというだけではなく,「自分自身のためにも」ハンスを探したいというのだ。あまり表には出てこないが,彼女の中で何かが変わりつつあるのだろう。

 

4.ブルーヘレナ
 ヘレナは,のどの調子が悪いため,昔のように歌えないという。ただ彼女は昔,ホテル ムリッツのバーテンダー,ジョージの手によるカクテルを飲んで,のどの調子を取り戻したことがあるらしい。そこでケイトの次なる仕事は,このジョージのカクテルを自らの手で作り出すことである
 このカクテルの作り方は,……正直かなり難しい。いろいろと考え,試してみよう。
 ヒントは,
 ズバリの解答は,

 さて,苦労してブルーヘレナを作成し,飲ませると……。まだヘレナはその気になってくれない。この次の行動が,また難解である。これはもう,ズバリ答えを書いてしまおう。クリスタルグラスを,カウンターの上に置くのだ。……そしてヘレナは,自信を取り戻す。

 飛行船に戻ると,オリビアから電話。彼女はとんでもないことを告白するが,今のケイトはまったく動じない。そして,ヘレナと共に再びコムコルツグラッドへ向かう。
 さあ,美しい飛行船での旅と,コムコルツグラッドでのヘレナの美声を堪能しよう。
 ……しかしこのあと,とんでもないことが起こる。続きは,「最終回」で。

最終回へ続く

 

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