ステップアップ編 第4回 新エリアの特徴

 

 オープンβテストバージョン(プレリュード)では,エルフの村の東側にオーレンの城や象牙の塔などのエリアが追加された。この地域はレベル40〜45程度のモンスターが配置され,中〜高レベルキャラクターのハンティングポイントとなっている。フェアリーの谷や胞子の海では,ほかの地域では見ることができない独特の雰囲気があるのが特徴だ。
 ここでは,新エリアの施設や特徴などを紹介していこう。

猟師の村

 フェアリーの谷の南側に位置する猟師の村は谷沿いに作られた村で,ほとんどが木造の建物ということから自然と調和しているようなイメージがある。
 この村は,レベル40超のキャラクターが,フェアリーの谷へ行くための拠点として使われることが多い。ゲートキーパーも用意されていて,ギラン,オーレンなど3か所に行き来することが可能だ。
 ショップやギルドも一通り揃っているが,ショップでの品揃えはディオン程度と少なめで,販売価格もギランよりは高い。
 周辺のモンスターはレベル40程度が多く,ほとんどがレットリザードマン系となっている。フェアリーの谷方面には,それよりハイレベルのモンスターがいるが,生息数が少ないのでハンティング目的で訪れることはないだろう。


オーレン城の村とオーレン城

 オーレン城は,エルフの村よりも東に位置するグルーディオ城,ディオン城に続く3番め(プレリュード時点)の城。城の南にあるオーレン城の村は,石で作られた堅牢なイメージと軍事的イメージを持つ。
 ゲートキーパーからは,猟師の村,ギラン,オーレン城の3か所へ行くことができる。猟師の村と同様にショップ・ギルドは一通り揃っているが,品揃えや販売価格もディオンと同じ感じだ。
 周辺のモンスターは,レット リザードマン系とティマック オーク系の2種類が出現する。ソルジャーやオーバーロードといったタイプはアクティブなので,移動時には注意が必要だ。


象牙の塔

 オーレン城の北にあるのが象牙の塔。この巨大な塔は,上階へ移動することはできなくなっていて,地下4階までのショップ,ギルドの施設だけが現在利用可能となっている。地下1階にはショップがあり,アイテムの売買が可能。陳列されているアイテムはオーレン城の村や猟師の村と大差ないが,Cグレード弓で使用する"スチールアロー"を販売しているのが特徴だ。
 地下2階〜地下4階までは各メイジ系ギルドとなっていて,ウィザードの2次転職の舞台となっているようだ。ゲートキーパーを利用すれば,オーレン城,猟師の村に行くことができる。
 周辺のモンスターはティマック オーク系が多く,ほかにもナイトメア シンギング フラワーが少数出現する。


フェアリーの谷

 猟師の村の北に位置する美しく幻想的な谷が,フェアリーの谷だ。フェアリーの谷では,ほかの地域では見られない独特な色の植物が自生しているほか,植物の葉を利用した(ように見える)橋がかかっていたりする。いくつもの滝がゆるやかに水を流していて,膝から腰まで浸かる程度の流れを生み出し,緑と水が一体になったような空間となっているのが魅力的な特徴だ。
 フェアリーの谷は入り組んだ構造になっているが,中央の一部以外はほとんどモンスターが出現しないので,実は比較的安全に移動ができる。逆に中央部に出現するモンスターはレベル45程度となっていて,アクティブなものも多く危険。


胞子の海

 エリアのほとんどが胞子で埋め尽くされている胞子の海には,ジャイアント ファングス,ジャイアント フローティング アイ,ダイアー ウォーム,腐海のゴーレムなど,さまざまな生物が生息している。胞子の海の周囲には,見えない壁のようなものが張り巡らされていて,内部に入るためには,一定間隔で設置されている塔を通過する必要がある。
 胞子の海はほとんど何もない広いエリアで,モンスターの配置密度も比較的高い。アクティブモンスターも多いので,ダンジョンのようにパーティでキャンプポイントを設けてハンティングするのが基本スタイルとなるかもしれない。

 

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