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| 久しぶりにハンググライダーが登場。FPSタイトル屈指の美しい背景グラフィックを背に悠々と飛行できる。まぁ眼下はファットボーイだらけなわけですが |
ドイルによれば,どうやらヴァレリーは現在地より南方向にある"書庫"にいるらしい。
本レベルは,ごく序盤のインドア部分を除き,久しぶりの野外マップ。明け方らしく,紫色の夜空がほんのり白んでいて,マップも比較的視認性が高い。
さてレベル名にもある通り,ここでは本来研究対象として飼われているはずのトライジェンが反乱を起こしており,双方共にこれまでになく組織立って戦闘を繰り広げている。トライジェン側の主力はファットボーイ(例のミサイルを装備したヤツ)に移行,さらに跳躍力が飛躍的に向上した新種(?)まで登場してくるため,トリガーから指を離す暇もない。
ただ舞台が野外とあって,CQBと比較するとプレイヤーの工夫次第である程度難度が調整できるのがミソ。武器選択,ルート選択,そして双眼鏡でのマメなマッピングさえキチンとすれば,LEVEL-10ほどは苦労しないハズだ。

[道を進み,書庫に向かえ]
■■ココがポイント■■
本レベルでのポイントはズバリ,"ルート選択"だ。
このマップは広大であると同時に,戦闘地帯やトーチカなどの建造物がキチンと道路によって繋がっており,目的地までには多数のルートとチェックポイントが存在する。序盤からして,ハンビー(道),徒歩(地下通路),ハンググライダー(空)という3種類の移動方法が用意されているほどだ。
一見するとハンググライダーで多くの敵をやり過ごす方法が効率的に思えるが,着陸後の戦闘がどうしても厳しくなる点や,敵兵士からの武器(弾薬)入手機会が減少する点を考慮すると少し使い勝手が悪い。やはり強力な機銃と,勢いに乗ればそのまま敵を轢き殺してしまえるハンビーでの移動が望ましいだろう。
ちなみに屋外へ出た直後に遭遇する激しい戦闘だが,これはある程度難度を軽減できる。外に出るドアを開けたら,一旦屋内へと戻ってしばらく敵兵士とトライジェンが潰し合うのを待つのだ(左下のレーダーで銃声をモニターするといい)。5分ほどしてからあらためて外に出てみると,少なくとも兵士(人間)は一掃されているハズだ。
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| 乗り物だらけでアスレチックライクな本レベル。初登場のケーブルカーは,作動中でも一応射撃可能だ |
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■■ココがムズい!■■
序盤の屋外へ出た直後,中盤の大型トラック付近,そして終盤の書庫前というのが主な激戦ポイント。しかし本当に厄介なのは,"乗り物に乗っていないとき"の道中であったりする。
そのため"こうすべし"といった攻略法はないのだが,戦術面でのアドバイスはできる。
まずファットボーイ。このマップにまんべんなく配置されたこのモンスターは,右手のロケット砲を乱射し,接近戦でもかなり痛恨の一撃を食らわせてくる(アーマーなしだとほぼ一撃で死ねる)。
接近戦は挑まないことを前提として,ロケット砲をかわすコツは,ファットボーイと水平になる位置で戦わないこと。ファットボーイと同じ高さで戦うと,相手方はうまくジャックの手前にロケット砲を炸裂させて的確にダメージを与えてくるが,少し高さをズラしてやるだけで,途端に命中精度は落ち,砲弾がジャックの背後へと逸れる可能性が高くなる。あとは,爆風を避けるために壁を背にしないことを徹底すれば,幾分かラクに倒せるハズだ。
次に,防弾シールドで武装したシールドガード。とてつもなく"硬そう"な敵だが,実は盾以外の装甲は貧弱だ。シールドに被弾すると思わずガードを下げるクセがあるので,アサルトライフルのセミオートで,盾→身体→盾→身体と,一人ずつ丁寧に倒していこう。
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| ここまでくると敵も総出だ。ちなみに,跳躍力がウリの新種は,マップのところどころでボサッと突っ立っている場合が多い。双眼鏡で確実にマークしつつ,遠めからシュートすべし |
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| またまた登場の大型トラック。装甲は硬いんだけど,はっきりいって存在価値が分からない |
最終局面,書庫への入り口の左手には武器/弾薬庫がある。忘れずに補給しておこう |
崖から巨大な岩を落とされ,通路を塞がれる。あの手この手でジャックは行く手を阻まれる |
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