ダーク・エイジ・オブ・キャメロット
〜暗黒道中膝栗毛〜

「ダーク・エイジ・オブ・キャメロット」プレイ日記 特別編

第1回

8th Oct. 2002

 週に2回というペースで続けてきた「ダーク・エイジ・オブ・キャメロット」(以下,DAoC)のプレイ日記「暗黒道中膝栗毛」も,前回Up分で第10話を迎えた。なんとなくキリがいいので,ここらで一度"特別編"として,MurayamaとIwahamaの二人で対談を行ってみた
 対談のテーマは,「ここまでの10話を振り返って」と,「今後の展望」。対談は順調に進んでいたのだが,なぜかIwahama編の第10話に登場したKawamura&Gueedも乱入し,収拾のつかないことに……。

Iwahama さて,なんとかここまで10話分ほど日記を書いたわけだけど,Murayama的にはここまでを振り返ってどう?

Murayama ダンジョンにも行ったし,クエストもやったし,パーティプレイもしたので,基本的なことは紹介できたのではないかと。まだまだ魅力は語り尽くせてないけどね。

Iwahama まぁ,お互いレベル10を越えたくらいだしね。まだまだ先は長いでしょ。

Murayama レベル50は,はるか先だなあ。

Iwahama そういえば,最初は毎日1時間でもMurayamaと一緒に遊んで何か書くつもりだったんだよね。でも,さすがにお互い忙しくて,なかなか一緒にプレイできない。だというのに10話まで続くとは,なんとかなるもんだねぇ。

Murayama 時間が合わない分,進んで外国人とも冒険するようになったよやはりパーティプレイは楽しいね。MMORPGたるもの,人とプレイしてナンボでしょ。

Iwahama 人との出会いってのも,MMORPGの醍醐味だしね。って,僕は一人でプレイするほうが圧倒的に多いけどね。

Murayama 俺,パーティプレイのほうが多いよ。会話には苦戦してるけど。

 

英語について

Iwahama 英語かぁ。どうやってMurayamaは外国人とプレイしてるの?

Murayama 「Can I join your group?」で仲間に入れてもらって,あとは「I can pull」くらいかな? 正直,英語に関しては,人のメッセージ見て使えそうなのをマネしてる。あとはパーティのためにイイ仕事するだけだな。気合のプレイでフォロー。

Iwahama うーん,あんまり良い英語とはいえない気がするけど,それでもなんとかなるんだね。

Murayama 適当英語でもなんとかなるよ。あと日本人も多いから安心。英語がダメなら名前で判断して,日本人を捜すのもイイかもね。

Iwahama なるほどね。

Murayama 俺もLagavulinなので外国人と思われるかも。この単語って,酒の銘柄なんだけどね。そのせいで話しかけてくる人もいるけど。

Iwahama うんうん,最初Lagavulinに話しかけられたとき,外国人だと思ってあたふたしたような。

Murayama 先日「kagehisa」ってのがいて,日本人かと思ったら,これは外国人でした。「are you Japanese?」って聞いたら「Yes」っていうから,ローマ字で話したら,「Oh,real Japanese language is cool」だって(苦笑)

Iwahama ちょっと時代がかった名前は注意。

Kawamura 「Kazuhisa」(forGamerのプロデューサー)も,どこの国の人だか怪しいな。

Gueed 外人かぶれだしね>Kazuhisa

Iwahama そういうネタで入ってくるのか,君たちは。

Murayama えーっと,気を取り直して英語の話を続けるぞ。英語力はパーティプレイよりもクエスト/タスクで必要になると思うな。引き受けたはいいけど,ジャーナルの文章((次に何をするか?))がよく分からなくて,悩んだことあるし。

Iwahama 同意。

Gueed ああ分かる,洋ゲーならではの悩みだね。

Iwahama ていうか,クエストって英語力だけじゃダメじゃない? どこに,どのモンスターがいるのか把握しておかないとツライような

Gueed 結局ほかのプレイヤーに聞くしかない,みたいな

Iwahama あ,じゃあ英語力の問題か。

Murayama クエストで特定のモンスター倒してこいっていわれたのはいいけど,そいつが見つからなくて実時間で1日半くらい探した経験あるな。

Iwahama まぁクエストもタスクも,ゲーム的にはまったくクリアしなくてもいいってのが,いいね。MMORPGは全部そうだろうけど。 ただひたすら戦ってもいいわけだ。

 

今後の予定とか

Murayama 今後はどう展開していく? forGamer的にもせっかくメンバー増えたことだし,いろいろと実験したり,遠出したり,戦争とかにも行きたいし。Fugahoga(Kawamuraのキャラ名)とGueedはやく立派な前衛になってください。最前線で戦うEnchanter,もういやです(苦笑)。

Iwahama 正直,魔法使い二人って無茶だよね

Kawamura そうだ,それだ。パーティ構成が間違ってる。みんな最初からやり直すべきだ!

Iwahama そうだそうだ! 僕以外!

Murayama やだよ。俺2回もやり直してるもん。

Iwahama そういえば,Asakuraまで魔法系のキャラに作り直した模様。

Kawamura ええっ,頼りになるChampionに助けてもらいたかったのに!

Murayama なんか,偏ったパーティ構成になりそうだ。

Iwahama 早くTank(敵の攻撃を一身に受ける役)欲しい〜!!

Kawamura Tank欲しい〜!!

Murayama いや,KawamuraがTankだろーが。ところで新しく始めたGueedは職業何にするの?

Gueed では,Rangerで!!

Iwahama 僕の盾にならないじゃん!

Murayama また非回復系か! なんか,4Gの人間は刹那的なのばっかだ

Gueed だって弓かっこいいじゃーん。

Iwahama 遠くから攻撃するなんて,卑怯だ! 前に出ろ,前に! ……僕の前に!

Gueed 遠くから敵を射止めるのがRangerの美学だし。ていうかおれの話はいいから,今後の話を聞きたいなぁ。

Murayama 俺はとりあえず戦争に行きたい! 戦争行かないならDAoCじゃないし。自国のために戦ってこそDAoCだ! DAoCでは家とか買えないし,生産スキルが少ないなんてぼやく人もいるけど,男なら戦で武勲を上げるべきである! うおー,戦いてぇ。

Iwahama 戦争,行きたいなぁ。

Murayama とりあえず,今度レベル20になったら二人で戦争いくってのは? きっと同じようにのぞきに来てるヤツいるから,そいつを狩りに。

Iwahama なんて後ろ向きな作戦! でも,乗った! でも同じこと考えてるやつに狩られたりするんだろうけどね。

Murayama それはそれってことで。

Iwahama じゃあしばらくの目標は戦争かな,やっぱし。20話までには,ぜひ。

Murayama よし,20話までに戦争行こう! でも,戦争の行き方がわからない……。

一同 ……。

 

お互いの日記について

Iwahama さて。お互いの日記の感想でも一つ。

Gueed 感想でも一つ。

Iwahama 今気付いたけど,なんで僕やMurayamaが進行役も兼ねてるの? まだ日記を書いてない君達二人が仕切るのが普通じゃん!

Kawamura 普通じゃ面白くないし。

Gueed 同意。

Iwahama えーっと,じゃあ僕から感想を。Murayamaの日記に出てくるIwahamaは,もっと格好良く書くべきだ!

Murayama えー,ありのまま書いてるだけじゃん。Iwahamaの日記は,生活感が出ているのが特徴だね。英会話に通い始めたり。ちなみに,俺はなるべく生活感を出さないようにしてる。そういう意味ではIwahamaのほうが日記っぽいかも。

Kawamura Murayamaは攻略編,Iwahamaは実生活編って感じかな。

Iwahama うーん,自分が今まで何を書いてきたのかあんまり記憶にないなぁ。よく迷子になっている気はするけど。でもMurayamaの日記って,なんとなく役に立つよね。少なくとも初心者には良いかと。僕自身,あれ見て判明したことが多かったりして。

Murayama ちょっとは意識してるよ。少しずつ,しっかりした情報を増やしていきたい。おもしろエピソードはIwahamaに任せようかと。

Kawamura 妻帯者が苦学して英語を身に付けつつDAoCに挑む姿勢が読者の涙を誘う。

Iwahama なんかむかつくのはなぜだろう?

Gueed そういや,Murayamaの最後の日記,あれすごいね。フルパーティってやつ。

Iwahama なんか素敵な画面写真だった。

Murayama 8人はスゲーラク! がんばれば紫(ソロじゃ絶対に倒せない)×2でも倒せるね。

Iwahama 紫×2はすごいな。もちろん"ギリギリ紫"なんだろうけど。でも,経験値はどれだけ入るの?

Murayama 入る経験値についてはよく見てなかったなあ。でも,ラクにモンスター倒せるから数こなせるし。フルパーティでのプレイで感じたのは,戦争って,あれの高度なバージョンなんだろうな,ってことね。もっと高度な連携が要求されるのではないかと

Iwahama なるほどねぇ。ま,今度戦争してみるってことで。……って,二人じゃムリじゃん! なんとか8人にならなければ。……ん? なんとか8人にならなければ。……ん? なんとか8人にならなければ。……ん? 

Gueed おれか!?(笑)

 

ギルドについて

Gueed ギルドって,作るとなんかいいことあるの?

Iwahama そういうシステムの話は,Murayamaに聞いてくれ。

Murayama たぶんギルドを作ると,マントにエンブレムが付けられるよ。あとは役職で権限があるらしい。なんか,任命とか出来るのでは? 

Iwahama け,権限!?

Gueed 覚悟しとけよ>All おれがギルドマスターになった暁には……。

Kawamura 権限を駆使してFugahogaにイヤらしいことをする気だな!

Iwahama デカイ女フェチだからなぁ。

Murayama ギルドは作ってみてのお楽しみだね。きっと開設にも金かかるだろうし。

Iwahama 僕はないぞ>金。

Kawamura じゃー僕もー。

Gueed ギルドって,戦争とかも絡んでくるのかな? それとは別?

Iwahama いや,戦争も関係あるはず。確かレルムポイントがどうのこうの。

Gueed じゃあ,当面の目標は戦争&ギルドオープンって感じかな?

Iwahama ただ,forGamerスタッフが8人揃うのは難しいねぇ。しかし,全員の生活サイクルが違うって,いったいどんな職場だ。

Murayama まあ,ギルドは第30話くらいまでの目標ってことで。ちなみに,エンブレムの登録って300Gらしい……。

Iwahama みんながんばれー。

Kawamura 1Gぐらいなら協力していきたい姿勢をできるだけ崩さぬ断固とした意思を明確にしていく努力を今後も重ねていきたい所存。

Murayama メンバー8人としたら一人38G。

Iwahama じゃあKawamuraは100Gってことで。

Kawamura 公正さにおいて不満がある!

Iwahama じゃあ,Kawamuraは3Gで。

Kawamura いえーい!

Iwahama 僕は2G目指してがんばろう。もちろん,Gueedは250Gね。

Gueed やっぱりかよ!

 

まとめに代えて

Iwahama さて。どうまとめるかな。なんとなく未来の目標が見えてきたけど,もっと細かいところで,それぞれやってみたいこととかある?

Murayama 戦争,ギルド以外の目標としては,とりあえず世界をMAPなしで歩けるくらいになりたい

Iwahama 広いからね〜。僕は,いずれ,なんか作ってみたいね。生産スキルってやつ?

Gueed なにぃ,DAoCにもおれの大好きな生産スキルがあったのか〜。

Iwahama じゃあ,作れ>Gueed

Kawamura Gueedってば,生産フェチだから。

Iwahama フェチフェチ。

Gueed (;ー;

Iwahama 鎧とか武器と作ってみようかなぁ,いずれ。

Gueed その生産スキルって,ギルドとか戦争とかに役に立つの?

Iwahama もちろん。攻城戦用の兵器は,(ほかのプレイヤーからもらうのは別として)生産しないと手に入らないような気がする。あと,武器や鎧もかなりのレベルのものが作れるらしいよ。

Gueed ああ,それはいい。システム的に重要視されてるんだ。

Murayama まだ見ぬ戦争に期待はふくらみっぱなしだ。城門を杭でぶち抜きてー!

Iwahama あと,そのうちダンジョンを完全制覇したいね。……って,僕ばっかり目標を言ってないか?

Gueed DAoCって,"アイテム集め"とかはどうなの? 「EverQuest」とかだと,そういうのあるじゃん。

Iwahama レベル50近くなら,それこそすごいアイテムあるんじゃないかなぁ。たぶんエクスカリバーだってあるだろうね。ただしサーバーに1本だけだろうけど。

Kawamura エクスカリバーか。ま,ブレードマスターとしては1本ぐらい持ってやってもいいかな。

Iwahama ただ,もし僕がエクスカリバー手に入れたら,人にあげないだろうね。Eldritchだけど。

Kawamura ええっ!?

Iwahama なんか欲しいじゃん。個人的に。

Murayama そうそう,俺はDarkness Fallsで買い物したい! 悪魔世界で独自の通貨で買い物できるとか聞いたんだよね。前に間違えて入ったときに,ほかの人が敵を倒して通貨らしきものを手に入れてるのを見たし。

Iwahama 独自の通貨!? そりゃすごい。しかし,場所がDarkness Fallsじゃ,40話とか50話でやっとって感じだね。

Kawamura 楽しみだなぁ,第50話。

Gueed 楽しみ!

MurayamaIwahama じゃあお前らが書けよ!

 

 このあとも延々と話(主にバカ話)が続けられたのだが,今回はここまで。また機会があればこういった対談をしてみたいが,果たして読者に受け入れられるものだったのかどうか……。
 ともあれ,次回からはまた通常の日記に戻るので,ここまで読んでくれた読者は,これに懲りず,末永くお付き合いいただきたい。

 

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