ダーク・エイジ・オブ・キャメロット
〜暗黒道中膝栗毛〜

= Murayama 編 =

第21話

19th Nov. 2002
Text by Murayama

■砦を守り抜け!

冒険しているとメッセージが。仲間がピンチならば,行かねばなるまい

 先日,某所で経験値稼ぎをしていたときのこと。右の写真のように「助けて!」なんて感じのメッセージが来た。MMORPGの世界ではモンスターに追いかけられている人が「HELP!」と周囲に叫ぶことが多い。このときもきっとそんなものだろうと思い,あたりを見回してみた。だが誰もいない。遠くから私に直接メッセージを送信しているようだ。適当英語で「どこ?」と聞いてみると,なんとバトルグラウンドにいるという。現在バトルグラウンドの中心に位置する砦はヒベルニアのものだが,今まさに攻撃を受けており,助けが必要であるらしい。もちろん味方がピンチなら行かねばならないだろう。一路,Druim Ligenの転送ゲートを目指すことにした。

 転送ゲートに到着すると,かなりの数の冒険者が転送を待っている。全員ピンチを知っての集結なのだろうか? そして砦が陥落していないことを祈りつつ,転送開始……。
 バトルグラウンドに到着すると,中央の砦へと一目散に走った。砦にはヒベルニアの旗がたなびいている。どうやらまだ陥落はしていないようだ。とりあえず正面の門へ。するとミッドガルドの冒険者が正面の門の付近にウヨウヨ。当然戦闘が行なわれていた。
 実際にはかなり激しい攻防が行なわれていたのだが,あまりにも接戦だったので,Screenshotsを撮る余裕がありませんでした(今回ばかりはIwahamaみたいにScreenshotsを撮るたびに死んでいる場合ではなかったのだ)。
 とにかく後続部隊が到着したおかげで,見事ミッドガルドの軍勢を追い払うことに成功。ヒベルニア万歳! である。やがて朝になると砦が明るく照らし出され,心なしか勝利を祝福しているようだった。

 しかしよく考えたら,今まで何度もバトルグラウンドで戦ったが,この砦はいつもアルビオンやミッドガルドに占拠されていた気がする。せっかくだから中をのぞいてみよう。あれ? 門が開かない。あれ? ボタンもない。どうやら,中に入るには門のそばにいる"Gate Keeper"をクリックして転送してもらう必要があるようだ。おそらく高レベルの冒険者達が集う戦場の城も,このようになっているのだろう。これは覚えておかなくっちゃ。
 この後はアルビオンの砦へ向かって戦ったり(死んだり),ミッドガルドの砦を偵察して戦ったり(死んだり)と,楽しく戦わせてもらった。ところで初級のバトルグラウンドはレベル20〜24までのキャラしか入れないが,バトルグラウンド内にもモンスターは生息している。ではモンスターを倒してバトルグラウンド内でレベルアップしてしまったらどうなるのだろう? これがもし可能なら,すごく有利なのでは? ふとそんな考えが頭をよぎった。そうだ,次回の日記ではバトルグラウンド内でのレベルアップにチャレンジしてみることにしよう。

仲間のピンチに援軍到着。憎っくき敵を打ちのめせ。決して生きて返すな! 砦の内部はこんな感じ。NPCとして自動で戦ってくれる兵士も何人か配置されている 出撃してアルビオンの冒険者を仕留めることに成功。余裕があったので記念写真をパチリ

<以下次号>

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