ダーク・エイジ・オブ・キャメロット
〜暗黒道中膝栗毛〜

= Murayama 編 =

第20話

12th Nov. 2002
Text by Murayama

■バトルグラウンド奮戦記

仲間が助けに来てくれたもののトロールに囲まれて大ピンチ。私は画面中央で頑張っているが,背が小さすぎて見えなかったりする

 ついにIwahamaがレベル20になった! というわけで,念願のバトルグラウンドへ一緒に行くことに。前回は下見だったが,今回は思う存分暴れるぞ!
 とりあえずバトルグラウンドへ通じるDruim Ligenで待ち合わせしたのだが,Iwahamaからは「そっちに向かってるよん」というメッセージが一度来たきりで,全然姿が見えない。遅いなぁ〜。そうしている間にも次々と冒険者達がバトルグラウンドへと旅出って行く。「まだか〜」とメッセージを送ると,しばらくして「今出ました」という返事が。いや,さっきから向かってるんじゃないのか?
 そんなわけで,何グループも出撃したあとにようやくIwahamaから「到着」とのメッセージが。でもどこにも姿が見えない。

Murayama:どこ?
Iwahama:馬を降りたところ
Murayama:Druim Ligenの砦の中で待ってるよ
Iwahama:ん,扉が開かないな
Murayama:近くにボタンがない?
Iwahama:あ,ホントだ

 ……実に手間のかかる男である。とかなんとか話しているうちに,バトルグラウンドへの転送がもうすぐ始まる状態になっていた。Iwahama,早く商人からバトルグラウンド行きのネックレス買ってくれ〜。次の便で出撃するのはイヤだぞ〜。ちょっと不安だったが,Iwahamaはなんとかギリギリで石畳の上に来た。さっそく転送開始だ。

 こうして凸凹コンビはバトルグラウンドに到着。同じタイミングで到着した連中とパーティを組むことにした。私もIwahamaもバトルグラウンド初心者ということもあって,とりあえずはリーダーっぽい人に付いてゆくことに。
 彼はこの土地に慣れているようで,どんどん進んでゆく。砦を出発し,丘を登り,遺跡を通過し,川を泳いで……。そして川を泳ぎきったと思ったら,目前には橋が見え,その先には砦の姿が。おお,あれはどこの砦? と思った矢先である。橋の上にはミッドガルド軍が待機しており,こっちに向かってきたのだ。モンスターと違って装備や強化魔法で身を固めた敵は非常に強く,しかもこちらの前衛を無視して私に一直線。先に魔法使いを倒してしまえという作戦なのだろう。さすが人間が操るキャラである。一応,こちらも負けじとペットと魔法攻撃で応戦したが,接近されてはなすすべもなかった。ところでIwahamaはどこだ? と画面を見回すと,彼もなにやら戦っているようである。結局のところ,二人ともさっくりと倒されてしまい,復讐を誓うのであった

 さっさと「/release」で復活して第2回戦へ。再びネックレスを買って転送してもらおう……って,あれ? Iwahamaの姿が見えないぞ。まあいいや,先にバトルグラウンドで待っていようっと。ホントに彼は遅刻大王だな。
 再び訪れるバトルグラウンドは夜になっていた。砦には多くの人がいて,仲間もすぐに集まるのはいい感じ。ずいぶんしてからIwahamaも到着して,パーティを結成。さあ進軍だ。しかし夜は隠密行動が要求されるらしく,ライト(Tキー)をONにしていたら「you are bright! light off!」と怒られてしまった。ライトを付けているとぼんやりと光ってしまい,敵に発見されてしまうのだそうだ。で,隣のIwahamaを見ると,彼もボーッと光っている。あわわ,ライト消せってばIwahama。
 そんなこんなで先ほどやられた場所に到着。橋の上には誰もおらず,ズンズン進んでいく。そして対岸に到着しようとしたときである。いきなり私のキャラが悲鳴をあげて死んだのだ。よく見ると私の背後には,アルビオン軍の暗殺者系のキャラが立っていた。どうやらステルススキルで気配を断ち,橋の上に隠れていた模様。なるほど,こんな殺され方もあるのか。あれIwahamaは? って死んでるじゃないか。理由はよくわからないけど,彼の死に様については日記を読ませてもらおうっと。ちなみに以後,私は暗殺者がすっかり怖くなり,暗殺者が潜んでいそうなポイントでは敵が見えてなくても爆発魔法を使うようになった。きっとみんなの目からは自己アピールしているように見えるんだろうなぁ。ちょっと恥ずかしいけど,これも自己防衛手段なのだ。
 とまあ,この後もアルビオン軍に殺されたり泳いでいるところをミッドガルド軍に襲撃されたりで,結果としてはボロボロだったが,一応何人かは敵を倒すことに成功。次はちゃんと作戦を練って戦いたいものである。そういえば戦っていて思ったのだが,戦闘では魔法使いが狙われることが多く,そのペットは相手にされていないような……。ってことは,自分の装備をペットと同じ色に染めたらどうだろう? 杖も外しちゃえばペットそっくり。これ,意外とイケる作戦じゃないかな。今度試してみようっと。

初の本格的な戦争はこんな結果に。Iwahama共々ボロボロです。チキショー,いつかは相手をこんな目に遭わせてやりたい 橋の上で暗殺者に殺されたの図。知らない間にIwahamaも死んでいた。ひょっとしてIwahama,お前も暗殺されたの? 時間にもよるが,メンバーを募れば10人くらいはすぐに集まるのはいい感じ。もっと集めて大乱闘がしたいものだ

<以下次号>

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