ダーク・エイジ・オブ・キャメロット
〜暗黒道中膝栗毛〜

= Iwahama 編 =

第18話

5th Nov. 2002
Text by Iwahama

■体が重い

 ペットを盾に強敵達と戦っているMurayamaの勢いは凄まじく,あっという間にえらくレベル差を付けられてしまった。そして「戦争しなきゃDAoCじゃない」と公言している彼は,レベル20から25の間だけ入ることが出来るというバトルグラウンド(ほかのレルムのキャラクターと対戦できる場所)に早く筆者のキャラクターと一緒に行きたくて,何かとせっついて来るのだ。曰く,「早くIwahamaもレベル20になれよ〜。レベル20はいいぞ〜。バトルグランドだけじゃなくて,Respec(Murayama編の第15話参照)もできるんだぞ〜。Respecすると,モテルヨ〜」。困ったものである。

 仕方がないので,クエストやDAoC世界の探索もそっちのけで前回紹介したParthananを倒しまくり,レベル上げに精を出す毎日だ。相変わらず装備がショボく,しょっちゅう死んでは経験値を失っているのが,まぁ,3歩進んで4歩下がるの精神である。
 ……って,4歩も下がってちゃいつまで経ってもレベル20になれない! もっと生存率を上げないとな〜。死んじゃう一番の原因は,Parthananが使う魔法。この魔法を喰らうと体力が回復しなくなり,かつキャラクターの動きが緩慢になるようなのだ。だから,いざ逃げようと思ったときに思うようにスピードが出ず,すぐに追いつかれてジ・エンド。逃げるときの見極めが,今まで以上に難しくなっているわけ。
 しかし,賢明な筆者はその対処法も見つけだした。最近では,魔法を撃つときにメッセージウインドウを細かくチェックするようにしている(←今まで見てなかったのか!)。ここには魔法で与えたダメージも表示されるので,攻撃がミスしたときもすぐ分かる。一撃めの魔法をミスった時点で逃げ出せば,死ぬ率もグッと減るというわけだ。

 おかげで目に見えて死ぬことが減り,あとちょっとでレベル20というところまで来た。と,そんなとき,恐るべき事実に気付いた。明らかにParthananの魔法の効果が切れたのに,まだキャラクターの足が遅いのだ! キャー。
 きっとこれはバグだろうと疑った筆者は,とりあえずゲームを再起動。うーん,やっぱり遅い。なんか体が重い感じだ。PCごと再起動。変わらず。もしかして筆者の気のせいか? とも思ったが,いやいや,明らかに足が遅いし,歩き始めるたびに何やらメッセージが出ている。メッセージ?
 よくよく調べて,ようやく事実が判明した。体が重く感じるのも当然で,いつの間にやら荷物が持てる限界を越えていたのだ。DAoCに登場する全職業の中でもド真ん中の魔法使いといえるEldritchである筆者のキャラは,Strength(腕力)なんてパラメータが高いわけがなく,持てる荷物の量もごくわずか。それでもこれまでは重量オーバーにならずに済んでいたのだが,どうもParthananが落とすアイテムは非常に重いらしい。分かってみれば,単純な理由だったわけだ。

 ともかくこのままじゃ危なくてレベル上げを続けられないし,せっかく手に入れたアイテムを捨てるのも忍びない。貧乏だし。そこで重い体を引きずるようにして,アイテムを売りさばける町を目指すことに。えーっと,ここからだと一番近いのはArdeeだから,だいたいこの方角だな〜,と,NumLockキーを使ってキャラクターを自動で走らせておいたのが失敗だった。気付いたら,何体かのモンスターに追いかけられているのだ。しかし,見るとどれも"緑"(こちらよりレベルが低い)。落ち着いて対処すればどうってことない相手である。複数体に攻撃出来る魔法を使って……魔法を使って……,うーん,もうちょいってところで攻撃を受けて魔法を中断してしまう。やっぱ逃げたほうがいいかな〜。……あ,足が遅い。えーっと,しゃあない,荷物を捨てて……。

 とまぁ,たかが緑ごときに負けて,またしてもレベル20から1歩後ずさりしてしまったIwahamaであった。
 そんなわけでMurayamaよ,もうちょっとだけ,待て。

<以下次号>

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