攻略指南の書

攻略指南 〜その弐〜

韓国TOPランカーのキャラクター育成について

ウォリアー

 韓国でのPvPなどでも人気のキャラクター。やはり抜群のHP量と,攻防共にバランスよく揃ったスキルで,育て上げるのがラクであるという点が人気の秘密となっているようだ
 ステータスの割り振りには,プレイヤーの好みがはっきりと分かれ,攻撃力に重点をおいたSTR中心の「STR特化タイプ」,大量のHPによる死に難さを狙った「STA特化タイプ」,その両方をバランス良く上げていく「STR・STA両振りタイプ」に分けられるが,韓国では,どのタイプもTOP10に入っていることから,単純に自分の好みやプレイスタイルで決めて構わないだろう。

育て方のワンポイント
 キャラクターの持つクリティカル性能と,クリティカル発生率を上昇させる武器&アクセサリの装備で,一撃の攻撃力はダントツだ。スタンやバインドテンタクルといった,キャラクターの動きを制限するスキルを無効化する「クイックステップ」のスキルもあり,PvPでは最も使いやすいキャラクターであると断言できる。

 

 

バルキリー

 韓国でTOP10に食い込むバルキリーを見ていくと,DEXに思い切ってステータスを振り,弓を装備したキャラしかいないというのが現状
 デッドリーアサルトで攻撃力を上げつつ,ヒット&アウェイの攻撃方法を取るのが良さそうだ。とにかく集中攻撃されないように,常に周りに気を配る注意深さも必要となるだろう。

育て方のワンポイント
 デッドリアーアサルトで攻撃力を増加させることで,DEXに全ポイントを振ったバルキリーのデッドリーアサルトの攻撃力は7000を軽く超えることから,文字通りの一撃必殺を狙えるクラスだ。ステータスもDEX中心に割り振り,命中・回避を高め,遠距離から弓で倒すという戦法を取ろう。

 

 

マジシャン

 意外に思われるかもしれないが,韓国で上位に入るマジシャンのほとんどはSTAを非常に重視した育て方となっている。INTについては,デバイン防具を装備できるだけの最低ポイントに抑えている。おそらくはステータスリセットNPCのヴェニアカンを使って,このようなステータスに仕上げるものと思われる。
 また,テレポートの使い方が,マジシャンでのPvPのキモで,テレポートで戦場を駆け巡りつつ,乱戦中のキャラクターを脇から攻撃する戦法が有効と思われる。なおテレポートをうまく使っているせいか,ランキングで上位に入るマジシャンは,ほとんど死んでいないというのも特筆できる。
 またゲートスクロールを使った戦場からの一時離脱といった戦法も積極的に使っているようだ。

育て方のワンポイント
 ステータスはSTA中心でHPを上げる。マナシールドを使い少しでも生き残りやすくし,遠くの敵を狙うという遠距離戦闘を心がけよう。ゲートスクロールは必ずクイックスロットにセットし,危なくなったらすぐに使用するか,テレポートで離脱するというのが,韓国での上位入賞者の定番スタイル。

 

 

パラディン

 韓国でのPvPイベントでは,なかなか上位入賞者が出ないキャラクター。ウォリアーと比較しての接近戦闘能力が低いと一般的には認識されているようで,PvPで積極的にパラディンを使おうとする人は少ないようだ。
 パラディンの問題点として,序盤の成長の遅さや,動きを制限するスキルに対する対策がないことが上げられる。しかし,スキルによって防御力を高めHPも増大することから,一概に不利であるともいえないのでは? なんにせよ,パラディンで上位入賞を狙うには,パラディンのことを完全に把握しておく必要があるだろう。

育て方のワンポイント
 ステータスによる防御力の伸びを,ホーリーアーマーでさらに強化し打たれ強くする。攻撃力はクリティカルに依存することとなるだろう。動きを制限するスキルには,ゲートスクロールによる一時離脱といった方法で対処しよう
 さて,ここまで読んで,「パラディンって,まったくダメじゃん」と思われるかもしれない。ところが,レベル60で防御力3000近いパラディンに対し,韓国上位陣が攻撃を仕掛けたところ,ほとんどダメージがなかったという,驚くべき結果が出ており,この点について韓国ユーザーはまったく気が付いていないようだ……,という情報が入ってきている。
 防御力を上げることで,見劣りする攻撃力に対する対策さえ立てておけば,パラディンは意外と使えるクラスなのかもしれない。このあたりは,ぜひ皆さんで検証してもらいたい。

 

 

注 CWC=Cronus World Championship

 

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