Digital Anvilによって，かなりの長期間に渡って開発が続けられていたスペースコンバットシミュレーションゲームが「Freelancer」だ。
　このゲームタイトルにもあるように，プレイヤーはフリーランスのスペースパイロット。仕事は自分で見つけて，うまくやり遂げたら報酬をもらい，その報酬で自分のスペースシップをパワーアップしていく，というのが基本的なゲームの流れとなっている。

　本デモ版では，シングルプレイのミッションのみを遊ぶことができるようになっている。ゲームが始まったらまずはバーへ行って，ボックスシートに座って男性と話している東洋系の女性と話してみよう。輸送船団の護衛というミッションを受けることができる。この後宇宙に出ればいよいよゲームスタートだ。途中，輸送船団を襲ってくる連中がいるので，これを殲滅すると，引き続き次のミッションである，Rogueとよばれる輸送船団を襲ったならず者連中の基地を叩いて，Rogue達を全滅させるミッションへと続いていく。
　戦闘シーンでの射撃のコツは，敵宇宙船の移動する先を狙うということだ。こちらのビーム兵器が敵のところに届くまで，距離によるタイムラグがあるので，敵宇宙船をじかに狙っても決して当たらない。画面をよく見ると，敵宇宙船の進行方向に小さな点が出ているが，これがこちらの狙うポイントだ。
　グラフィックスも美しく，スピード感もあり，撃ちまくりの爽快感もたっぷりつまった「Freelancer」は，スペースコンバットゲームが好きならぜひプレイしてみることをお勧めする。

　なお，3Dゲームでよく話題になるゲームの重さだが，セレロン800MHｚ，GeForce4MXビデオカード，メインメモリ512MBという環境で，1024×768ドット＆32ビットの解像度設定でスムーズに遊ぶことができたことを報告しておこう。（Asakura）

注意：本デモ版をプレイするには，DirectX 9以上が必須です。

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