ウクライナのデベロッパ,GSC Game Worldが放つFPS最新作「FireStarter」のデモ版が登場。オリジナルエンジン"FireStarter
1.0"を搭載しており,近未来的な風景が見事に描かれている。なお,日本ではMYSTIX STUDIOSから近々発売予定だ。
時は2010年。主人公がヴァーチャルリアリティゲームのプレイ中に,トラブルが発生する。なんとそのゲーム機が突如"FireStarter"というウイルスに感染してしまい,ウイルスがゲームの内容を書き換えてしまったのだ。"仮想世界"に閉じ込められた主人公が,現実世界に戻るためのタイムリミットは48時間。プレイヤーは彼を操作し,48時間以内に仮想世界を脱出しなければならない。
プレイヤーはそれぞれ能力の異なる6種類のキャラクター(Agent,Policeman,Gunslinger,Cyborg,Mutant,Marine)から一つを選択し,16のレベルからなる四つの世界をさまようこととなる。ゲーム中は時間に追われる(48時間以内に脱出しなければならない)と同時に,敵を倒さなくてはならないので,のんびりと逃げ隠れしつつ敵を倒していては時間がなくなってしまう。敏速な行動を心がけるとともに,何よりもステージ構成を把握しておくことが重要な鍵となるゲームなのだ。
武器やアイテムなどはステージ上に用意されており,拾わなければ使用できない。初期段階では使い道のほとんどないチェーンソーしか保持していないが,そのほかにもロケットランチャーやガトリングガンなどオーソドックスなものから,エレクトロガンやプラズマガンなど個性的なものまで,20種類以上の武器が登場する。
本デモ版では,シングルプレイ及びマルチプレイ(LAN限定)と,手軽に遊べるインスタントモード,そしてデモプレイの様子がベンチーマークになったモードも搭載している。
シングルプレイでは,Policemanを使用して1stステージを遊べるようになっている。進行中はヒントのオン/オフを設定できるようになっているので,慣れるまでは参考にするといいだろう。
ゲーム中に敵を一定数倒すと,"Artefact"と表示されると同時にカウントダウンが始まるので,時間内にその紫色に光るアイテムを入手することで次のレベルの扉が開く。1stステージのみとはいえ,難易度は6段階から設定できるので,繰り返し遊べるだろう(レベルによって敵の出現数,強さなども異なる)。(halen)
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