信長の野望・蒼天録（コーエー）
コーエーの戦国シミュレーション最新作が，本作「信長の野望・蒼天録」（以下，蒼天録）だ。この体験版での主な制限は，
・選択できる武将が松永久秀，松平元康，柴田勝家，真田幸隆の4人
・シナリオは「1560年夏 桶狭間合戦」のみ
・ゲームのセーブ/ロードは不可
・ゲーム開始から2年で終了する
というものになっている。ほかにも細かい相違点がいくつかあるので，本体験版がインストールされたフォルダの中にあるReadmeテキストを下のほうに掲載しておいたので，目を通しておこう。
蒼天録では，配下武将でのゲームプレイ，新しい合戦，細かくなった外交などの特徴を挙げることができるが，この体験版でも，そのあたりは十分に味わうことができる。選択できる武将が大名ではないため，基本的な戦略は大名または，属する軍団の長から受けることとなる。
ゲーム進行は内政フェイズと軍略フェイズに分かれており，内政フェイズでは城の修理をしたり，兵を雇ったり，外交を行ったりするようになっている。石高を増やすなどの内政では配下武将をそれぞれの分野に奉行として配置するだけで，後は勝手に仕事を行ってくれるようになっており，以前までの信長シリーズのように，まず内政を行って財政を安定させるという要素が軽くなっているといえる（よく分からなかったら「自動」ボタンでコンピュータに選択を任せてしまおう）。
軍略フェイズが来たら，まずは攻略目標に指定された城に攻め込んでみよう。まったく新しくなった合戦シーンを見ることができる。合戦は全体的にスピーディに進むので，最初のうちはどうしたらいいのか分からないかもしれないが，合戦のスピードをマウスのホイールを使って調整できるので，慣れないうちは遅めに設定しておこう。合戦では，武将が持っている特技を効果的に発動させてやることと，足軽＞＞長槍＞＞騎馬＞＞足軽といったジャンケンのような兵種による強弱の特性をつかんで，臨機応変に部隊を入れ替えてやることを覚えよう。一見楽そうでいて実は忙しいのが蒼天録の合戦だ。
城攻めは基本的には，まず城を包囲し城防御度を十分に下げてから力攻めなどを行おう。
この体験版では2年間という時間制限があるので，とても全国制覇などは不可能だが，蒼天録の新しい魅力を感じ取るには十分ではないだろうか。信長シリーズのファンの人もそうでない人も，ぜひ一度プレイしてみていただきたい。
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軍略
野戦
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攻城戦
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(c) Copyright KOEI Co.,Ltd. 2002
README
2002年 7月
この度は、『信長の野望・蒼天録 体験版』をご利用いただき、ありがとうございます。このファイルは、体験版をプレイしていただく際の注意事項やゲーム中の不具合の対処の仕方、さらに便利な機能の使い方が記されています。もし、ゲーム中に突然終了してしまう等の不具合に遭われましたら、このファイルに記載されている対処法をお試しください。なお、このファイルは 2002年6月 までの情報を元に作成されています。
【体験版の動作環境】※体験版の動作環境は、製品版とは一部異なります。ご注意ください。
<動作環境>
最低環境 推奨環境
ＣＰＵ PentiumII 333MHz PentiumIII 500MHz
メモリ
Windows 98/Me 64MB 128MB
Windows 2000 80MB 128MB
Windows XP 128MB 128MB
ディスプレイ 800x600 HighColor 1024x768 HighColor
ビデオメモリ(VRAM) 4MB 16MB
ＨＤＤ容量 インストール時の空き容量が500MB以上
ＣＤ−ＲＯＭ 4倍速以上
サウンドカード 16Bitステレオ 44KHzWave
DirectX 8.0a以上(必要な場合には、ご利用者の責任において、別途入手し、組み込んでいただく必要があります)
WindowsMediaPlayer 7.1以上 (必要な場合には、ご利用者の責任において、別途入手し、組み込んでいただく必要があります)
【免責事項】
この体験版は当社サポートの対象外です。この体験版のインストールおよび使用に関して生じる損害について、ご利用者に対し一切の責任を負いません。
【体験版の制限事項】
体験版には、以下の制限事項があります。 あらかじめご了承ください。
●シナリオ開始からゲーム時間で２年経過すると自動的にゲームが終了します。
●プレイできるシナリオおよび担当できる武将が制限されています。
●ゲームデータのセーブおよびロードは行えません。
●メニュー「自分で武将を作成する」は選べません。
●メニュー「ＢＧＭを聴く」は選べません。
●難易度の設定など、一部プレイ環境の設定が行えません。
●オープニング、エンディングムービーは収録されておりません。
●ＢＧＭの曲数が（製品版よりも）少なくなっています。
●合戦の野戦場および城のグラフィックスの点数が（製品版よりも）少なくなっています。
【トラブルシューティング】
●●ゲームの進行速度が極端に遅い●●
以下のＣＰＵを搭載しているパソコンにおいて、ゲームの進行が遅くなることがあります。
Intel社製 Celeron
AMD社製 Duron
Transmeta社製 Crusoe
また、これ以外にも比較的安価な(一般的に廉価版と呼ばれるもの)ＣＰＵでは同様の現象が起こる可能性があります。
<対処法>
スタートメニューから「プログラム」−「Koei」−「信長の野望・蒼天録 体験版」−「トラブルシューティング」−「信長の野望・蒼天録 体験版 エミュレーションモード」を実行してください。
また、「ハードウェアアクセラレータ」の設定を下げることで回避できる場合があります。
※Windows 98/Meの場合には、「画面のプロパティ」−「設定」−「詳細」−「パフォーマンス」で、設定が変更できます。
※Windows 2000/XPの場合には、「画面のプロパティ」−「設定」−「詳細」−「トラブルシューティング」で、設定が変更できます。
●●画面表示が遅い●●
ノートパソコンなどのＶＲＡＭ容量が少ないパソコンで、画面表示が遅くなることがあります。
<対処法>
以下のどちらかをお試しください。
・スタートメニューから「プログラム」−「Koei」−「信長の野望・蒼天録 体験版」−「トラブルシューティング」−「信長の野望・蒼天録 体験版 画面サイズ800x600」を実行してください。
・スタートメニューから「プログラム」−「Koei」−「信長の野望・蒼天録 体験版」−「トラブルシューティング」−「信長の野望・蒼天録 体験版 エミュレーションモード」を実行してください。
また、「ハードウェアアクセラレータ」の設定を下げることで回避できる場合があります。
※Windows 98/Meの場合には、「画面のプロパティ」−「設定」−「詳細」−「パフォーマンス」で、設定が変更できます。
※Windows 2000/XPの場合には、「画面のプロパティ」−「設定」−「詳細」−「トラブルシューティング」で、設定が変更できます。
●●ＢＧＭの音飛びやもたれが発生する場合について●●
<対処法>
以下の手順で回避できるかお試しください。
・Windows 98の場合
スタートメニューから「設定」−「コントロールパネル」−「マルチメディア」−「オーディオ」−「再生」−「詳細プロパティ」
・Windows Meの場合
スタートメニューから「設定」−「コントロールパネル」−「サウンドとマルチメディア」−「オーディオ」−「再生」−「詳細設定」
・Windows 2000の場合
スタートメニューから「設定」−「コントロールパネル」−「サウンドとマルチメディア」−「オーディオ」−「音の再生」−「詳細」
・Windows XPの場合（設定をクラシック表示に変更していない場合）
スタートメニューから「コントロールパネル」−「サウンド、音声、およびオーディオデバイス」−「オーディオ」−「音の再生」−「詳細設定」
以上の方法で開いたウィンドウから、「パフォーマンス」−「ハードウェアアクセラレータ」の設定を下げる。
また、以下の手順で回避できる場合もあります。
・Windows 98の場合
スタートメニューから「設定」−「コントロールパネル」−「マルチメディア」−「デバイス」−「オーディオ圧縮Codecs」
・Windows Meの場合
スタートメニューから「設定」−「コントロールパネル」−「サウンドとマルチメディア」−「デバイス」−「オーディオ圧縮Codecs」
・Windows 2000の場合
スタートメニューから「設定」−「コントロールパネル」−「サウンドとマルチメディア」−「ハードウェア」−「オーディオCODECのプロパティ」−「プロパティ」
・Windows XPの場合（設定をクラシック表示に変更していない場合）
スタートメニューから「コントロールパネル」−「サウンド、音声、およびオーディオデバイス」−「サウンドとオーディオデバイス」−「ハードウェア」−「オーディオCODECのプロパティ」−「プロパティ」
以上の方法で開いたウィンドウから、「Windows Media Audio (Codec)」−「プロパティ」で「このオーディオCODECを使う」になっているかを確認する。
または、優先順位を上げてみる(数値を小さくする)。
以上の方法でも回避できないときは、スタートメニューから「プログラム」−「Koei」−「信長の野望・蒼天録 体験版」−「トラブルシューティング」−「信長の野望・蒼天録 体験版 ＢＧＭ・ＳＥなし」を実行してください。
●●『蒼天録』が突然最小化してしまう●●
スクリーンセーバーや常駐ソフトが起動していると、『蒼天録』が突然最小化してしまうことがあります。
<対処法>
・スクリーンセーバー
「画面のプロパティ」−「スクリーン セーバー」−「スクリーン セーバー」を、「(なし)」にしてください。
・常駐ソフト
常駐を解除してください。解除の仕方は、各ソフトのマニュアル等を参照してください。
●●Ctrl+Alt+Delete(Del)キーの操作後、ゲームに復帰できない●●
これに対する対処方法はありません。この操作はゲーム起動中には行わないでください。
●●ユーザーの切り替えについて●●
『蒼天録』は、Window XPの「ユーザー切り替え」には対応していません。ユーザーを切り替える際は、ゲームを終了してから行ってください。
【キーボード・マウスホイール対応一覧】
■汎用■
Enter ：メッセージ送り
■軍略■
Ｓ ：自城を画面中央に
Ｇ ：自城の軍勢を画面中央に
スペース：命令←→伝令中切替
←↑↓→：軍略マップスクロール
マウスホイールボタンのクリック※：命令←→伝令中切替
■野戦■
１、２、３：自軍勢左翼、中央、右翼の部隊への画面移動及び選択
Ｚ、Ｘ、Ｃ：自軍勢本陣、戦線、敵軍勢本陣への画面移動
Ｕ、Ｄ ：ゲーム進行スピードアップ、ダウン
スペース ：ポーズ及び、ポーズ解除
←↑↓→ ：野戦マップスクロール
マウスホイール※：スピードアップ、ダウン
ポーズ機能
■攻城戦■
１、２ ：左側城門、右側城門にいるすべての味方部隊に、もう一方の城門への〔移動〕を指示する
Ｑ、Ｗ ：左側城門、右側城門にいるすべての味方部隊に、〔門壊〕または〔防衛〕を指示する
Ａ、Ｓ ：左側城門、右側城門にいるすべての味方部隊に、〔射撃〕を指示する
Ｚ、Ｘ ：左側城門、右側城門への画面移動
Ｔ ：全部隊を退却させる
Ｂ ：守備側専用。現在戦場となってる曲輪にいるすべての味方部隊に、上の曲輪への〔移動〕を指示する
ＴＡＢ ：部隊の順次選択
Ｕ、Ｄ ：ゲーム進行速度のアップ、ダウン
スペース：ポーズ及び、ポーズ解除
←↑↓→：攻城戦マップスクロール
マウスホイール※：スピードアップ、ダウン
ポーズ機能
※注意
・ご使用のマウスによっては、マウスホイールに割り当てられた機能の一部もしくは全部がご利用になれない場合があります。
・マウスのホイール機能を有効にするにはドライバのインストールが必要な場合があります。ドライバのインストールは各自の責任において行ってください。
Microsoft、Windows、DirectX、Windows Mediaは、米国Microsoft Corporationの、米国およびその他の国における登録商標または商標です。
その他記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
−以上−
