「ヘイロー ワールドワイド チャンピオンシップ 日本予選決勝戦」結果発表 - 2004/01/19 21:22


 2004年1月18日,秋葉原アソビットシティ6Fオンラインゲームスタジアムにて,PC版「マイクロソフト ヘイロー コンバット エボルヴ」を使った「ヘイロー ワールドワイド チャンピオンシップ日本予選決勝戦」が開催された。人気のFPSを使った大会ということもあって,会場には黒山の人だかりができあがっていた。しかしここまで多数の観客が集まる大会も珍しく,FPS界におけるヘイローの人気の高さがうかがえたといってもいいだろう
 日本予選決勝戦は,見事オンライン予選を勝ち残ったSIGUMA氏,AA氏,SMI[TALONS]氏,Shisyou氏の4人によって争われた。1試合は15分のSlayer(デスマッチ)で行われ,誰かが50Killするか,タイムアップを迎えると試合終了。終了時のKill数によって1位20ポイント,2位15ポイント,3位12ポイント,4位10ポイントが与えられる。もしもKill数が同数の場合は被Kill数などを加味して順位を決定するものであった。これを4ラウンド行って,多くのスコアを稼いだプレイヤーが世界大会へ出場できるという仕組みだ。

 試合は実力が伯仲していて激戦となったが,最終的には安定したスコアを叩き出したSIGUMA氏が優勝(スコアについては下を参照のこと)。賞金6万円のほか,賞品として「Microsoft Wireless Optical Desktop Elite Executive Edition」「ATi ALL-IN-WONDER 9800 PRO (英語版)」「プリンストン15インチ液晶ディスプレイ PTFWV-15」「EDIROL MA-210」が贈られ満足そうな様子であった。そして「前半戦で思ったようにスコアが稼げなかったので,後半戦は積極的にいろいろな武器を使って戦いました」とコメント。確かに,試合でのダメージを覚悟で高いところから飛び降りてまで敵を倒しにいくといった貪欲なプレイには鬼気迫るものがあった。
 また,PC版ならではの強力な武器である燃料ロッドガンをあまり使ってないことを司会者に指摘されると,強力な武器に頼る戦いをすると腕が鈍るので,練習のときからあまり使わないようにしてきたとのこと。一流プレイヤーならではのこだわりプレイは見事としかいいようがない。ぜひ本戦でも活躍してもらいたいものである。
 ちなみに日本予選決勝戦は,本戦と同様にマウスパッドとヘッドホン以外の機材は持ち込むことができず,マウスパッドはSIGUMA氏,AA氏,Shisyou氏の三者はSURFACEを,SMI[TALONS]氏はエアーパッドを使っていた。FPSファンなら参考にしてみてはいかがだろうか?

 試合後にはXbox版の大会で優勝した「チームひまわり」と本大会の上位3名による即席チーム「チームパッション」によるエキシビジョンマッチが行われた。この対戦では,一流プレイヤー同士の激しい戦いはもちろん,乗り物を使った連係プレイなど魅せるプレイが随所に盛り込まれており,ときどき会場からは歓声が上がるほどであった。なお結果は「チームパッション」の勝利で終わっている。見るだけだったとはいえ,多くの人々がヘイローのマルチプレイの楽しさを堪能できたに違いない。(Murayama)

「マイクロソフト ヘイロー コンバット エボルヴ」の当サイト内の特設ページは,「こちら」

SIGUMA氏   2位(25) 2位(11) 1位(21) 1位(35)
AA氏   4位(21) 1位(15) 4位(11) 2位(31)
Shisyou氏   1位(25) 4位(10) 3位(12) 4位(18)
SMI[TALONS]氏   3位(23) 3位(11) 2位(13) 3位(24)
※カッコ内はKill数,左側が第一試合の結果となっています


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