[OGF#05]ゲームオン「天上碑」「ミュー」「クロノス」3作揃い踏み! - 2003/07/26 00:13


 ゲームオンのステージは,なんと太鼓の音で始まった。
 太鼓の音に合わせて登場したのは,なんと獅子舞。どのステージも賑やかだったOnline Game Fantasistaだが,ゲームオンのステージは,どことも違う,不思議な雰囲気で進められた。

 まず最初に登場したのは,現在正式サービス中の「天上碑」。天上碑のプレイムービーが流され,ゲームの内容や現状が紹介された。ただ,やはり現在βテスト中の2タイトルに力を入れたいのか,割とあっさりと終了。続いて,「ミュー 〜奇蹟の大地〜」の紹介が始まった。
 司会者に呼ばれて登場したのは,ミューのプロデューサー小島氏と,GM(ゲームマスター)を務める二人。なんと小島氏は黒マント姿(ウィザード?)で,GMの二人はナイトと,チャイナドレス(?)といういでたち。ステージ下にいた別の女性GMもチャイナドレス姿と,"仕掛け屋"小島氏らしい演出である。
 しかし,小島氏のイリュージョンはこれから。前述のチャイナドレスGM「月」による,「こんなミューは嫌だ!」(なぜか「by てつけん みゅ〜」となっていたが。お笑いタレント鉄拳との関係は不明)。
 「ラスボスが,タマちゃん」「エンディングが,夢オチ」など,個人的にはなかなか面白いと感じるネタが多かったのだが,本人の名誉のため,会場の反応は割愛する(あとで本人に話を聞いたら,「凄く恥ずかしかった……」とのこと)。
 続いて,小島氏による三つの約束が語られた。まずは,延ばし延ばしになっていたNPCのセリフについて。これは「私小島が,来週徹夜して作ります」とのこと。
 そして新しいエモティコン(特殊なモーション)の追加も発表。キャラクターが全身で「グー」「チョキ」「パー」を表すエモティコンが追加されることで,アイテムの所有権でもめたときに,じゃんけんで決められるようになるようだ。確かに,便利かも。
 最後は,チャットシステムの改善について。ミューの開発元のWebzen社は,8月13日までに作るといっている模様。期待して待とう。
 さて。次に行われたのは,海底世界アトランスを舞台にした,シンクロナイズドスイミング大会(?)。スクリーンにミューの画面が表示され,ステージ上のGM「月」が操作するキャラクターが,リッキー・マーティンの曲に合わせてエモティコンで踊るという,なんともシュールな企画だ。
 この企画を聞いて集まってきた一般のプレイヤーと一緒に踊っていたのだが……,やはりシュール。この時間,「異世界感」を感じていたのは筆者だけではないだろう(いや,観客ウケは良かったようである)。
 その後プロモーションムービーが流れて,ミューは終了。

 トリを飾ったのは,日本,韓国,中国,台湾のプレイヤーによるバトルロイヤルイベント「Cronous World Championship」(以下,CWC)の開催を明日(7月26日)に控えた,「眠らない大陸 クロノス」。当然ステージも,CWC一色となった。
 ミューのGM集団と入れ替わりに登場したのは,クロノスのキャンペーンガールの片瀬ゆきさん。CWCの大まかな説明のあと,片瀬さんによって,昨日行われた前夜祭の様子が紹介された。この前夜祭については当サイトの「ここ」に詳しいので,未読の人はチェックしておくべし。
 そして,ステージの観客が,あらかじめ渡されていた「日本国旗」を振るなか登場したのは,明日のCWCに参加する,三人の選手。三人それぞれが明日にかける思いを語っていたが,「絶対優勝します」的な,頼もしい発言ばかり。参加選手数で圧倒的に不利……ていうか正式サービスすら始まっていない日本だが,果たしてどのような成績を残せるのか? 同じ日本人として,非常に期待したい(例のCWCトトカルチョ「こちら」もあるし)。

 ゲームオンのステージは,最後にまたミューのGM軍団も登場し,全員で日本国旗を振るなか終了した。最初から最後まで,ほかのステージとは違った不思議な空気に包まれていたが,観客達の反応を見る限り,大成功だったといっていいんじゃないだろうか。(Iwahama)

「天上碑」の当サイト内の記事一覧は,「こちら」
「ミュー 〜奇蹟の大地〜」の当サイト内の記事一覧は,「こちら」
ミュープロデューサー小島氏へのインタビューは,「こちら」
「眠らない大陸 クロノス」の当サイト内の特設ページは,「こちら」
「Cronous World Championship 攻略指南の書」は,「こちら」


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