Electronic Artsが，ハリーポッターの映画で一躍有名になった，あのクィディッチを「Harry Potter：Quidditch World Cup」として，PCのほか，XboxやPlayStation2などコンシューマ各機種で2003年秋に発売することを発表した。
　クィディッチとは，魔法使い達の世界で最も人気のあるゲームとしてハリーポッターの小説や映画で紹介され，日本でも有名になった架空のスポーツ。試合は，1チームが7人からなる2チームが空中でボールを奪い合い，ゴールに入れると得点となる。得点の多い方か，スニッチと呼ばれる特殊な動き回るボールを捕まえたチームの勝ち。
　ゲームでは，プレイヤーは，クィディッチのワールドカップに出場するプロのクィディッチ選手となって世界一を目指すこととなる。ワールドカップに出場する国はアメリカ，ブルガリア，ノルウェー，イギリス，フランス，ドイツ，オーストラリア，そして日本（！）となっており，プレイヤーは選択した国のユニフォームに身を包み，国家の威信と世界一の称号をかけて戦う。それぞれの国には，長所や短所が設定されているということなので，パワープレイが得意なチームとか，テクニカルなチームなどがあるのではないだろうか。
　ゲームにはシングルプレイのほかにもマルチプレイゲームモードも用意されているということで，ハリーポッターのファンには見逃せないゲームとなりそうだ。（Asakura）