「エバークエスト」の体験会が秋葉原にて開催 - 01/25 18:55


 給料日後の週末で,いつも以上に"混沌"というのがふさわしいぐらいの混みかたの秋葉原。そんな秋葉原でもひときわ目立つ巨大エンターテイメント店舗アソビットシティで,「エバークエスト日本語版」の先行ゲーム体験会は行われていた。場所は,すっかりお馴染みの6Fオンラインゲームシティ。

 アクションゲームなどとは違って,かけた時間に比例して面白さが分かっていくことが多いこのMMORPGというジャンル。"MMORPGで体験会とか言われてもなぁ"と若干の心配をしつつ向かった会場だったが,それは杞憂に終わった。数十台あろうかというマシン全部にインストールされたEQ日本語版は,すべてが"すぐに面白さのエッセンスを体験できる状態"になっていたのだ。遊ばせておくだけで放置されがちなこの手の展示としては,ずいぶんいい感じ。すべてLv20で均一化されたウォーリアー,モンク,ウィザードなどいくつかの種族からなるいくつかのクラスがあらかじめ用意されており,しかもそれらはすべてCCB(*)の中にいる状態だったのだ

※CCB=Clan Crushbone。EQ内で,BB(Blackburrow)と並ぶ名物ダンジョンエリア。Lv15ぐらいまでの初心者が必ず一度は行ってみる場所。構造,敵の配置,バランスなど,BBと並び,EQ内で最高の出来のダンジョンと評されることも多い

 MMORPGで体験会というと,キャラクターを作って町から出て,コウモリを叩いて……という(知らない人にとっては)退屈極まりないイベントを想像していたので,ちょっと驚いた。100人以上の体験会用キャラクターを作る作業だけでも相当大変だろうに……。きっと裏でGMが泣きながら作業していたんだろう。

 さてイベント自体は,一日4回からなる時間区切り制。
・13:00〜 第1回体験会
・14:30〜 第2回体験会
・16:00〜 第3回体験会
・17:30〜 第4回体験会

というスケジュールそれぞれに人数制限をかけて,先日のインタビュー記事「こちら」で登場した柿添氏を始めとするスタッフ陣がいろいろと教えてくれるというスタイル。一回が大体45分前後となっており,完全入れ替え制だ。
 明日日曜日も同じタイムスケジュールで動くのだが,フラリと立ち寄ってサクッと体験できないのは非常に残念。とはいえそれぞれ10分前にはオープンしているという話なので,ちょっと早めに着くぐらいのつもりで行ってみよう。キー操作方法なども分かりやすく書いてあったので,少なくとも操作でつまづくことはないだろう。
 まったく余談だが,会場にきていた人のプレイを見ていて非常に驚いたのは視点。筆者は常に一人称視点(いわゆるFPS視点)でプレイしているのだが,会場のプレイヤーの大半は「後方からの視点」でプレイしていたのだ。そういえばしげしげ聞いて回ったことないけれど,普通はどういう視点でプレイしているんだろう……。

 さてこの体験会。単に遊ぶだけでなくて,ここで予約すると特典として"EQてぬぐい"がもらえる。公式サイトでの予約特典"EQ携帯クリーナー"とはまた別なものがもらえるわけだ。2アカウントでプレイする予定があるならば,両方で1個ずつ予約してみるのも一興かもしれない。ちなみに柿添氏に聞いてみたところ,やはりダウンロード版(Classic)は2月5日から若干遅れてのサービスインになるようなので,一刻も早くプレイしたい人ならば,パッケージを予約しておくしかなさそうだ。
 すでに知っているだろうが,発売当日である2003年2月5日から2003年4月30日までの3か月弱の期間は,月額の課金が通常時の1480円から480円になる「エバクエ・ワンコイン・キャンペーン」が行われている。実はこれ"入会月は無料"という仕様なので,2月に入会すると,960円で3か月遊べてしまう。プレビュー版参加者で製品版もプレイしようと思っているならば,早めの決断がお得というわけだ。

 明日26日も同じイベントが同じ場所で行われているので,気になる人はぜひ一度行ってみてはどうだろうか。プレビュー版では,あまりのファイルの巨大さに萎えてしまった人も多いかと思われるKunark,Veliousもプレイできるので,"トカゲ"の現物(?)の事前調査もできるというオマケ付きだ。(Kazuhisa)


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