ローマ帝国MMORPGの「Gladius Online」が「Roma Victor」に改名 - 01/21 09:38

 RedBedlamによって「Gladius Online」として開発が進められていた,ローマ帝国全盛時代を舞台としたMMORPGが,ゲームタイトルを「Roma Victor」へと変更した。理由については明らかにされていない。

 「Roma Victor」は,西暦180年ごろのローマ帝国時代をベースにしたMMORPGで,プレイヤーはローマ帝国またはその周辺諸国に所属する人間として,当時の生活を体験できる。ファンタジー的な要素はほとんどないので,モンスターや魔法といったものは存在せず(まれにローマ帝国の僧侶や周辺諸国のドルイドが,神の奇跡として魔法のようなことを行うことができるようではある),一市民としての生活を演ずることとなる。
 プレイヤーキャラクターとして,ローマ帝国側の人間を選択した場合は,奴隷の身分からスタートし,NPCの主人からのタスクやクエストをこなしていくこととなる。奴隷がいやならゲーム内の時間で48時間のあいだ帝国の行政官や執政官,主人などから見つからないように逃げていれば自由の身分となれるようになっている。
 ローマ帝国以外の人間を選択した場合は,周辺諸国の蛮族としてのスタートとなる。最初から自由な身分ではあるが,ローマの法律などによって守られていないため,危険は多いようだ。
 舞台となる場所は,ヨーロッパの西側部分と,アフリカ大陸の北側部分となっており,移動は徒歩のほか,駕籠や船,そして馬に乗っていくこととなる。馬は移動以外にも戦闘時に使用できるようになっており,騎乗しての戦いが可能なようだ

 MMORPGといえば,剣と魔法の世界か,はるかな未来を舞台としたものが多い中で,歴史に基づいたリアルな世界を体験できるゲームとして期待できそうだ。
 なお,公式サイトではコンセプトアート数点とFAQがあるだけとなっており,いまだ開発の初期段階であることがうかがえることから,発売はかなり先になりそうだ。(Asakura)


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