アートディンクの名作にして看板タイトル「A列車で行こう」。長らく沈黙を保っていたこのシリーズの最新作となる「A列車で行こう 〜The 21st Century〜」が，Windows版にて現在開発中との情報をキャッチした。開発はアートディンクが行ない，発売はサイバーフロントが担当するらしい。
　「A列車で行こう」は鉄道会社経営シミュレーションとして非常に高い評価を受けている作品。マネージメントの管理から線路の施設，列車の発着時間の設定といったゲーム要素もさることながら，街の発展をある程度思い通りにコントロールして自分だけの街を作り出せる喜びが作品の大きな魅力の一つとなっている。まさに国産PCゲームを代表する1本といってもいいビッグネームだ。最近出たiモード版でその名を知った人もいるかもしれない。
　「A列車で行こう 〜The 21st Century〜」に関しては，まだゲームの詳細はおろかロゴや画面写真も入手できない状態。とりあえず最新エンジンを搭載した新しいA列車が誕生するとのこと。発売は2003年春の予定。ひとまずここは，ワクワクしつつさらなる続報を待つとしよう。（Kawamura）