「三國志 Battlefield」イベントは盛況の内に終了 - 10/12 22:04

 2002年10月10日から行われていた「三國志 Battlefield」の"対戦ゲーム大会"は,本日(10月12日)をもって無事に終了した。

 イベント最終日である本日は,土曜日ということもあり,前日までに比べても多くの参加者/見学者が訪れており,会場であるラオックス アソビットシティ6階の特設フロアに人が溢れかえっていた。あまりの盛況ぶりに,ちょっとPCゲームで遊ぶとは思いにくいかなり高齢な女性なども「この人だかりは何事?」とばかりについ立ち止まって見ていたほどである(PCゲームを扱っているアソビットシティの6階にいるだけに,彼女が筋金入りのPCゲーマーである可能性も否定できないが)。

 イベント最終日を締めくくる最後の戦いは,あらかじめコーエーのゲームサイト「GAMECITY」で登録したエキスパートによる"同盟戦"。前日までで長引いていた試合時間を考慮して,ゲーム時間"6年"の1回戦勝負(告知では2回戦行う予定だった)となった。

 ところが,である。さすがエキスパート同士の戦いというか,なんとものの15分程で試合が終了してしまったのだ。
 ちなみにこの時は「皇帝割拠」というシナリオを使っており,三国志の英雄達にチンギス・ハーンや始皇帝,項羽や劉邦といった中国の歴史上の偉人達が入り交じって戦っていたのだが,曹操,劉邦,李世民(りせいみん)チームが,あっという間にほかのチームを滅ぼしてしまったわけ。そのため急遽予定を変更して,余った時間を使い,ゲーム時間"5年"でゲームスピードを"速い"にして,1回戦限りの"乱戦"を行うことに。結果的に参加者にも見学者にも嬉しいハプニングとなったわけだ。

 このオマケの第2回戦は,さすがに参加者達も緊張が解けていて,楽しいチャットメッセージが行き交う戦いとなった。ちょっと目に付いただけでも,
「同盟を断ったやつから滅ぼす!」
「辺境地すぎ!」
「エンショウ兄さん,敵を討ってくれ」
「なめたまねをしやがってw」(←一応解説。「w」は"笑い"の意味。以下同)
「裏切ったむくいを受けさせてやるw」
「ふん,たわいないw」
とまぁ,こんな感じである。傍から見ていても,"大会"というよりは仲間内のゲームのような楽しそうな雰囲気だった。
 この2回戦は制限時間いっぱいまで続き,結局,孔融を担当していたプレイヤーの優勝。こうして長い戦いの,そして3日に渡って行われたイベントの幕は閉じた。

 今回司会を担当していたコーエーの松原健二氏は,最後に「今後もここ(アソビットシティ)でこういったイベントを行っていきたいと思います。何か要望などあれば,GAMECITYの掲示板などで意見を寄せてください」と語り,締めくくった。
 そういえば,「ここ」で紹介したように,明日(10月13日)からはアソビットシティで「ウォークラフトIII」のイベントが行われるし,その後もいろいろと予定されているようだ。今後アソビットシティは,PCゲームユーザーにとって"必訪の地"となるかもしれない。(Iwahama)


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