シングルアクションRPG「Divine Divinity」の日本語版登場 - 09/11 17:38


 ベルギーのLarian Studios社が開発し,ドイツで発売されて多くの高評価を得ているシングルアクションRPG「Divine Divinity」(ディヴァイン・ディヴィニティ)が,日本語化されて発売されることが決定した。
 発売元であるゲームビレッジの発表によると,「Divine Divinity 完全日本語版」2002年11月の発売を予定しており,価格は8800円。また,本日(2002年9月11日)から日本語版の公式サイト「こちら」も登場しているので,チェックしておこう。

 Divine Divinityは,簡単に説明すると,勇者が"Rovellon"という世界を救うために冒険を続けるアクションRPGだ。……というと,2Dを基本としたグラフィックスと相まって,ちょっと古いタイプのゲームと思う人もいるかもしれない。いや,その感想自体はまったく間違いということはないのだが,本作はこの手ものをじっくり研究し,究極の1本を作り出そうという意志のもとに作られた感がある。いくつか例を挙げていこう。

 Rovellonは四つのエリアから構成された計2万画面にもおよぶ広大な世界で,そこには徒党を組み戦略を持って襲いかかってくる100種類を超えるモンスター,エルフやドワーフなどさまざまな人種による150人以上のNPCが生息し,訪れるプレイヤーキャラクターを待ちかまえている。
 プレイヤーキャラクターは6種類の中から選択でき,冒険の中で96種(×5レベル)のスキルを習得し,成長していく。プレイヤーキャラクターが装備可能なアイテムの数は非常に多く,またそれぞれにランクが設定されているため,ほぼ無数といっていいほどのアイテムが存在することになる。その装備によってキャラクターのグラフィックスが変化するのは,説明するまでもないだろう。
 ストーリーも壮大だ。メインストーリーとは別に,多くのサブイベントが用意されていて,総プレイ時間は40〜200時間にも及ぶとのこと。そのほか多彩なログ機能(2種類のオートマップ,クエストログ,NPCとの会話のログ,倒したモンスターの情報など),昼夜の概念,直感的に操作できるインタフェースなど,ありとあらゆる方向から本作は完成度を高めている。

 しかし海外のゲームサイトやゲーム誌が軒並み絶賛しているのは,上に挙げた特徴以外の魅力を本作から見いだしたのが理由だろう。その魅力とは,実際にプレイして初めて分かる,「その世界に住む生き物達の頭の良さ」だ。本作には洗練されたリアクティブAIが搭載されていて,NPCが話す言葉はプレイヤーの選択や行動に合わせて変わるし,モンスター達はときには待ち伏せし,ときにはオトリを使うなどしてプレイヤーの裏をかこうとしてくる。この彼らの頭の良さが,単調になりがちなアクションRPGに継続した緊張感を与えてくれて,刺激的なゲームプレイを長時間体験できるのだ。

 技術的なハデさはないが,こういったゲーム的に作り込んだRPGが日本語で遊べるのは嬉しい限り。シングルプレイ専用ではあるものの,オンラインゲーム全盛のこの時代,たまに一人で黙々と遊べるゲームが恋しくなるのも確か。オンラインゲームの合間にチビチビとストーリーを進めていくという遊び方もいいんじゃないだろうか?
 なお英語版ではあるが,「こちら」に体験版があるのでお試しあれ。(Iwahama)


■タイトル:Divine Divinity 完全日本語版
■発売日:2002年11月
■価格:8800円
■メーカー:ゲームビレッジ
■動作環境:Windows 98/Me/2000/XP,PentiumII/233MHz以上(PentiumII/550MHz以上推奨),メモリ64MB以上,空きHDD容量2.5GB以上,メモリ8MB以上のビデオカード(32MB以上推奨)

(C)1999,2002 Larian Studios


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