[ECTS 2002#28]「Another War」は,史上初(?)の現代戦争を舞台にしたRPGだ - 09/02 21:51

 チェコスロバキアの新興販売元Cenega Interacrtive社のブースに置いてあった「Another War」は,クォータビューの視点で楽しむ第二次世界大戦が舞台のゲームだ。そのため「Commandos」シリーズのような印象を持ってしまうが,ちょっと遊んでみると「Baldur's Gate」とか「Fallout」のようなシステムのロールプレイングゲームであることが分かる。

 Another Warは,プレイヤーがちょっとエキサイティングなことが好きな雇用兵となって,軽いノリでフランスの友人の消息を尋ねていくところから始まる。旅をする間に最大4人の仲間を集め,やがてはヨーロッパ各所を廻ってナチスやロシアの陰謀を暴いていくという内容だ。ときには村人になりすましてパトロールの目から逃れたり,ときには戦車をかっぱらって移動兼戦闘用の乗り物にしてしまうことも可能である。
 プレイヤーキャラクターは兵士,暗殺者,マッスルマンの中から選択でき,それぞれのパラメータやスキルセットも異なってくる。レベルが上がるたびに複数のポイントが与えられ,それを体力などのパラメータやスキルに振り分けていくというシステムだ。また,選択したキャラクタータイプによって異なる特殊能力が持てるようになっている。

 Another Warが少し地味な印象を受けるのは,魔法などの派手な効果がないからかもしれない。プレイヤーキャラクターと仲間達はモンスターと戦うことはないし,ドワーフやオークと同行するわけでもない。Another Warの中身は非常にオーソドックスなロールプレイングなので,村人などのNPCと会話することで状況を進展させていくことは不可欠だ。ちなみにAnother Warでは,POTATOE(Plenty of Text Adventure - Third Omni Edition)システムを搭載しているが,これは"テキストを豊富に使ったアドベンチャーゲーム"という意味である。日本語に完全移植されるか,英語に堪能でなければ,文章理解に負担がかかってしまうだろう。

 Another Warには多くの攻撃方法が用意されているが,いろいろな武器で戦うのではなく,なるべく最初に決めた武器と同じタイプのもので通すのが良いのではないかと担当者は話していた。また本作はシングルプレイヤー専用ゲームだが,これも「ほかにマルチプレイヤーモードを楽しめるゲームはたくさんあるから」と,開発者らは自分達の得意な部分に専念していく腹づもりらしい。(Okutani)


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