コンバットアクション「The Sum of All Fears」の国内発売決定! - 04/30 21:21


 世界的に有名な軍事小説作家トム・クランシーの原作をモチーフにしたゲームシリーズは,これまで「ローグスピア」(レンボーシックスシリーズ)「ゴーストリコン」(トム・クランシーシリーズ)などがリリースされてきた(いずれも,開発元はRed Strom Entertainment 以下,RSE)。この2タイトルは,シミュレーション重視,アクション重視など,ゲーム性に違いこそあるが,どちらも徹底したリアリティの追及と完成度の高さで,リアル系FPSに別の流れを吹き込んだ作品として有名,そして現在でもプレイヤーの支持を得続けている。先日Newsの「こちら」でもお伝えしたが,どうやらこのシリーズに新たな仲間が加わりそうだ。

 その名も「The Sum of All Fears」(以下,SoAF)。SoAFは,やはりトム・クランシーの原作小説を元に,パラマウントの配給により映画化されているタイトル。トム・クランシー小説のファンであれば,題名を聞いただけでピンとくるハズだ(小説の邦題は「恐怖の総和」,映画の邦題は「トータル・フィアーズ」となっている)。
 原作では,イスラエルを中心とした中東で起こる民族問題や核テロリズムなどが主題。主人公でCIA情報担当副長官ジャック・ライアンが,和平案を手にイスラエルへ飛ぶ――というストーリーだ。ちなみにこの映画,現在の世界情勢を考えた場合に,ちょっと"ナニ"な設定なだけに,公開にあたって一悶着あったという噂も……。

 先日,このSoAFを,お馴染みRSE(開発)とUbi Soft(販売)の強力タッグでゲーム化することが大々的に発表された。そして本日,Ubi Softの国内法人であるユービーアイソフトより,日本国内での正式発売決定の情報を入手! 米国とカナダでは,5月28日に発売される予定で,SoAFの映画公開後は,次世代ゲーム機(Xbox? PS2?)などでの発売予定もアリとのことだ。

 ……とはいえ,日本国内での正式な発売時期,価格などは明らかにされていない。しかし,これまで「ローグスピア」「ゴーストリコン」をローカライズしたユービーアイソフトのこと,日本語マニュアル付き英語版 → 完全日本語版の流れでの発売に,大いに期待したいところだ。4月25日付けでRSEの公式サイトに情報が公開されたSoAFだが,当サイトでも,開発中のβ版ロムを入手。プレビュー記事や,ScreenshotsなどもおってUpするので,お楽しみに。(Gueed)

※画面は開発中のものです。

(c)2002 Paramount Pictures Corp. Software (c)2002 Ubi Soft Entertainment. All Rights Reserved. Red Storm and Red Storm Entertainment are trademarks of Red Storm Entertainment, Inc. Red Storm Entertainment, Inc. is a Ubi Soft Entertainment company. Tom Clancy's The Sum of All Fears is a trademark of Jack Ryan Enterprises, Ltd. under license to Ubi Soft Entertainment. Ubi Soft Entertainment and the Ubi Soft logo are registered trademarks of Ubi Soft Entertainment. All other trademarks are the property of their respective owners.


友達にメールで教えよう!
←Back to Daily News
←Back to News Archive