「ポトリス全日本選手権」東日本地区ブロック予選 - 02/25 20:22

 韓国発のオンライン対戦ゲーム「ポトリス」の全日本選手権が,現在開催中だ。ポトリスといえば,韓国で登録会員が1250万人いる(ちなみに韓国の人口は約4700万人),文字通り国民的ゲーム。日本でも昨年バンダイゲームベンチャーがローカライズを行ない,日本国内での会員数も10万人を突破したというから,その人気は大したレベルに達している。
 今回の大会は,インターピア(Neccaを経営している会社)が主催でバンダイゲームベンチャーが協賛している,いわば公式試合。東日本地区と西日本地区で予選が行われ,最終的には渋谷ネッカで決勝戦を行ってポトリス日本一が決まるという仕組みだ。そして優勝賞品が沖縄2泊3日旅行ということもあってか,全国から名だたる"ポトラー"たちが参戦することとなったのである。
 先日2月24日に秋葉原Neccaで東日本地区の予選が行われ,我々forGamerも参戦したので,その様子をお伝えしよう。

 東日本地区予選に参加したのは全32チーム。最年少は9歳,最年長は46歳という実に幅広いプレイヤーが参加した。予選は二人一組のトーナメント戦でどちらかのチームが全滅するまで戦うルールだったが,初回のダブルファイヤーが許可という少々過激なルールであったため,先攻が断然有利という状況となり,各チームともじゃんけんの段階から異様に熱が入っていた(じゃんけんで先攻/後攻を決めていたのだ)。
 全体的にレベルが高く,ちょっとしたミスが命取りとなるため,いかにミスをせずに戦うか? といたシビアな展開でゲームは進行。なかなかに見応えも十分であった。ちなみに我がforGamer.netからもMurayamaとGueedが参戦したが,……すみません,初戦で敗退しちゃいました。どういうわけか"優勝候補"といわれていただけに,かなり格好悪い思いをしたわけだが,「参加することに意義があるんだよ」とは出場者たちの弁である。往生際が悪い(笑)。しかも負けた相手は子供だ。さすがに子供強し。
 ちなみに今回の大会に参加したプレイヤーの中でもっとも注目を浴びていたのが,日本ランキング一位の]DJ[Fam_王子,日本ランキング四位の]DJ[Fam_"侍"のお二人。実に正確なショットを連発しており,彼らのプレイのときには黒山の人だかりができるといった一幕も見られた。

 準決勝でDJFamが負けるといった,まさかの番狂わせもあったものの最終的に優勝を手にしたのはTHU(写真右下,右側の二名)であった。決勝戦では「前半戦は自チームのミスが多く,はっきりいってあのままだったら負けていた。だけど,相手のミスとパートナーの大健闘に救われた」とのコメントをしていた。ちなみに決勝戦にコマを進めたのは上位4チームと敗者復活戦で選ばれた2チームで,それぞれ名前を挙げると優勝のTHU,準優勝のぽとらーず,DJFam,DELTA NOVA,チームまんざら,出張GUNG-HO-GUNSである。この6チームは3月に渋谷ネッカで開催される決勝戦で日本一の座をかけて再び熱い戦いを繰り広げることになるだろう。

 最後に。
 ポトリスファンやこれから別地区の予選に参加するプレイヤーであれば,決勝戦を戦ったぽとらーずやTHU,日本ランキング一位のDJFamが選択したタンクやアイテムが気になるところだろう。文字どおり参考程度にしかならないかもしれないが,紹介しておくと以下のようになる。(Iwahama/Murayama)

・ぽとらーず
キャノン(ダブルファイヤー×3,テレポートミサイル)
キャロットタンク(ダブルファイヤー,テレポートミサイル,20%回復,チーム回復)

・THU
レーザータンク(40%回復×2,ダブルファイヤー,テレポートミサイル)
マルチタンク(40%回復×2,ダブルファイヤー,テレポートミサイル)

・DJFam
キャロットタンク(ダブルファイヤー,テレポートミサイル,20%回復,チーム回復)
キャノン(ダブルファイヤー×2,20%回復,テレポート)

 それから,今回の試合ではあらかじめ各自2種のタンクを選んでおき,試合のたびにどちらかを出すという形式で戦ったが,タンクの人気については下記を参照してもらいたい。

第1位 キャロットタンク
第2位 マルチミサイル
第3位 キャノン
第4位 セコウインド
第5位 レーザータンク
第6位 ミサイル
第6位 デュークタンク


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