というわけで，3Dバリバリの国産シミュレーションRPG「エンジェリックヴェール」この作品に関しては「こちら」のNews/「こちら」のムービーを見てほしいが，なんといっても期待がかかるのは，国産メーカーらしい細やかな配慮を持ったシステム。ワイルドでそれでいて芸の細かい"素晴らしい雰囲気"で押し切る洋ゲーとは違う，「シャイニングフォース」や「ファイヤーエンブレム」などに通じる日本人のツボにヒットする細やかな部分に注目すべき作品かもしれない。
　今回入手した2点の画面のうち，注目はやはりキャラクターステータス画面。この画面から，個々のキャラクターに，
・クラス（職業）
・得意兵科/得意武器
・各種属性
・移動パターン
などがあることが分かる。キャラクターステータス画面などは，一見ゴチャついているようだがすっきりとまとめられており，なかなかに好感が持てる感じだ。キャラクターステータスは4種，アイテムは「武器/防具/その他装備/魔法アイテム（？）」の4種で，硬派系RPGのようにやたら多い数字を管理しなくてもよさそうなので，そういう意味ではちょっと気が楽，か。
　しかしもう片方の画面を見る限りキャラクターはずいぶんたくさんいそうで，やはりこれはこれで管理が大変そうな気配……例えコンピュータ任せでOKなシステムがあったとしても，結局のところプレイヤーはみな，主人公以外のキャラも気がかりになってしまうのだろうし（笑）。

　とりあえずまだまだ未知な部分が多い本作だが，今後も継続的に情報を掲載していく予定なので，シミュレーションRPGファンは期待して待つべし。（Kazuhisa）