Valveが開発中の「The Multicast Spectator Mode」は，読んで字のごとく，FPSにおける「完全第三者観戦モード」を実現するテクノロジーだ。プロゲーマー達がしのぎを削るその様を，まさに"リングサイド観客気分"で見られるようになるというもの。

　"開発中"というとまだまだ全然できてこないように聞こえるが，2001年4月12日〜15日までダラスで行われるCounter-StrikeのCPLトーナメント（Speakeasy.netのイベント）で実際にテスト運営される模様。今までベールに隠されていることの多かった「神技」の数々を目の当たりにできるチャンスは，もうすぐそこまできているのかも。
　ちなみにこのCPL（Cyberathlete Professional League）だが，Intelが今後Worldwideでスポンサーとなることを発表した。日本のIntelもなにかしてくれないものだろうか……。