Westlake情報 2 - "Morphine"プロジェクトは「Max Payne for Mac」！

Westlake Interactiveは，同社のサイトのnewsコーナーを通じ，「Max Payne」のMac版を担当することを明らかにした。これは，コードネーム"Morphine"としてアナウンスされていたプロジェクトだ。移植を手がけるのは，先日同社への加入がアナウンスされたCary Farrier。同氏は80年代後半のApple ][ GS時代からのキャリアを持ち，ClarisやAppleの開発部隊に所属していた。DrawSprocket APIのデザインと開発を手がけたのも同氏である。また，QuickTimeやOpenTransportの開発，MacSoftやThrustmasterでの開発経験もあるということだ。 　「Max Payne」は，Duke Nukemシリーズでお馴染みの3D Realmsの監修の下，Remedy Entertainmentが開発を進めている，サードパーソンビューのハードボイルド3Dアクションアドベンチャーゲーム。同社が独自に開発したMAX-FXという3Dエンジンを搭載している。Remedyのパーティクルイフェクトの技術のすばらしさには，現在「Duke Nukem Forever」を開発中の3D Realmsのスタッフも驚かされたそうだ。 　売りの一つに，大ヒット映画「Matrix」にインスパイアされた「BULLET-TIME GAME PLAY」がある。バレットモードを発動して前後左右にジャンプ/移動すると，ゲーム全体の動きがスローモーになり，敵に対する攻撃が容易になる（ただし利用できる回数に制限あり）。敵の撃った弾丸を寸前で避けながら一発で仕留める快感を味わるぞ（上手にプレイすればの話だが）。 　また，同社は，Project Statusページを通じ，現在進行中のプロジェクトの最新情報を公開した。それによると，新しいプロジェクト「Muse」が開発初期段階にあるようで，今度はどんなビッグタイトルなのか楽しみなところだ。

Westlake情報 1

Westlake Interactiveは，同社のサイトのnewsコーナーを通じ，「Sid Meier's Civilization III」と「Harry Potter and the Sorcerer's Stone」の開発進行状況を明らかにした。それによると，Civ3はβの最終段階に，Harry Potterはファーストプレイアブル段階にそれぞれ入っているということだ。 　「Sid Meier's Civilization III」は，コンピュータゲーム界の重鎮，Sid Meierが指揮をとり開発された傑作ターンベースストラテジーゲームシリーズ最新作。開発を担当するBrad Oliverは，同社のサイトのnewsコーナーを通じ，次のようにコメントした。 「Civ3のβ段階はまもなく終了する。現時点で大部分のテストが終了している。OS Xユーザー向けに，Quartzによるテキストレンダリングを組み込んだので，Civ3上のテキストは，とくにiBookやLCDディスプレイだと非常に読みやすい。 　Windows版用の最初のパッチをMac版に反映させるため，現在，Firaxis Games（Windows版の開発元）から最終ソースコードが届くのを待っている。また，同社のスタッフに報告された2，3のバグも修正した。 　Civ3エディタの開発もまもなく開始する。いつ完成するかはまだ言えないが，製品版には含まれないだろう。このエディタはOS X上で動作するが，多分OS 8/9でも利用できるようになるだろう。」 　「Harry Potter and the Sorcerer's Stone」は，同名大ヒットファンタジー小説/映画のゲーム版。Unreal Tournamentエンジンを搭載したサードパーソンビューの3Dアクションアドベンチャーゲーム。newsコーナーに書かれている内容は次の通り。 「Harry Potter のMac版はファーストプレイアブル段階だ。Mac OS 8/9でもMac OS X上でも良好に動作している。ゲームの大部分，flying broomsticksやQuidditch matchesは機能している。クリーンナップの必要な唯一の大きなプログラムは，ゲーム中大量の音声やサウンドをハンドリングする新しいサウンドライブラリだ。」

forGamer.MacのTOPページへ戻る