「The Ur-Quan Masters」のα版がリリース
	「The Ur-Quan Masters」のα版がリリースされた。ダウンロードと詳細は，公式サイトのDownloadsページで（約140MB）。これは，「Star Control II」という広大な宇宙を舞台にしたストラテジーゲームの移植版だ。開発元であるToys For Bobが3DO版のソースコードを公開したのをきっかけに，有志のプログラマーがチームを組んで，多様なプラットフォームへの移植を進めている。版権の都合上タイトルを変えなければならなかったそうだが，内容はそのままだ。 　このデモ版では，ウィンドウモードのみで動作，シングルプレイキャンペーンが不完全といった制限があるものの，ストーリー抜きで対戦を楽しめるSpuer Meleeモードをプレイすることができる。ストラテジーゲーム好きは要チェックだ。

AspyrはMacを見捨てない！

IMGのレポートによると，Aspyr MediaはPC市場に完全にフォーカスを移すわけではないようだ。 　同社は先日，「SpyHunter」という3DカーアクションゲームのMacintosh版とWindows版を取り扱うと発表。このタイトルを手始めにWindows市場にも参入する方針が明らかにされたが，このことについて，一部のファンが「AspyrはいずれMac市場から撤退するのではないか」との懸念を各所で表明していた。 　このようなファンの意見について，同社のAmy Torresは次のように述べ，今後もいままで同様Mac市場にコミットし続ける方針であることを明らかにした。 「私たちはさまざまなプラットフォームやmediumを含むエンターテイメントパブリッシャーだ。SpyHunterの取り扱いは，私たちがMacのゲーム市場を去るという兆候ではない。最も品質の高いゲームをMacを含むあらゆるプラットフォーム向けに提供し続ける。AspyrはMac用ゲームの取り扱いからスタートした会社であり，これまでに強力な関係を築き上げてきたコミュニティを去ることはしない。むしろ，私たちの目標は，Macゲームコミュニティをもっと強力なものにすることなのだ。」

MacPlayが「AvP2」の写真コンテストを開催
	MacPlayは，Inside MacPlayと題したニュースレターの第1号を発行した。その中で同社は，「Aliens Versus Predator 2」の写真コンテストの開催を発表した。優勝者には，「AvP 2」とそのエキスパンションパック「Primal Hunt」が贈られるということだ。

GarageGamesがTorqueエンジンの料金体系を改定
	IMGのレポートによると，GarageGamesは，独自に開発した3Dゲームエンジン，Torque Game Engineの販売価格を一部改定したということだ。これまでは，「収入が5000万円以下」という条件をクリアして「インディ・デベロッパー」として認められたゲーム会社/開発者に対してのみ，100ドルという破格の値段でライセンスを販売してきたが，今回の価格改定により，収入の条件をクリアしない大手のゲーム開発者も10000ドルで入手することができるようになった。 　Macにも対応しているマルチプラットフォーム開発環境，Torqueが大手のゲームメーカーにも利用可能になった意義は小さくないはずだ。今後，大小のゲームメーカーが開発するTorqueエンジンベースのゲームがMacにも続々と対応することを願ってやまない。

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