1st Nov.2001

 

「Age of Empires II Gold Edition for Mac」の出荷がスタート

Destineer StudiosのPeter Tamteは，「Age of Empires II Gold Edition」のMac版の出荷開始を発表した。「Age of Empires II Gold Edition」は，リアルタイムストラテジーゲームの傑作，Age of Empiresの続編である「Age of Empires II：Age of Kings」と，そのエキスパンションパック「Age of Empires II：The Conquerors」をセットにしたもの。暗黒時代から中世後期までの一千年間の世界を舞台に，ローマ帝国の衰退以後の人類の運命を導くという内容。The Conquerorsにより，オリジナル版に新しい文明，ユニット，技術，キャンペーンが追加され，より奥深いゲームプレイを楽しめる。 　IMGのレポートによると，デモ版を配布する予定はないとTamteが明らかにしたとのこと。

「Giants：Citizen Kabuto」はまだマルチプレイモードに非対応
	MacPlayは，同社のサイトのSupportコーナーを通じ，先日出荷が開始された「Giants：Citizen Kabuto」のマルチプレイモードについて「Giants：Citizen Kabuto」のプレスが開始された時点では，マルチプレイモードの実装と動作検証が完了していなかった。出荷を遅らせてマルチプレイに対応するのではなく，出荷後にマルチプレイ対応パッチを提供することを選択した」と発表した。同社では現在，マルチプレイパッチの開発を急ピッチで進めているということだ。

2nd Nov.2001

Westlake Interactive情報

Westlake Interactiveは，同社のサイトのnewsコーナーを通じ，プログラマーCary Farrierが加入したこと，「Spider-Man for Mac」がファーストプレイアブル段階に入ったこと，「Age of Empires II Gold Edition」のゴールデンマスター版が完成したことをアナウンスした（AoE2Goldについては，すでに出荷が始まっている）。 　Farrierは80年代後半のApple ][ GS時代からのキャリアを持ち，ClarisやAppleの開発部隊に所属していた。なんと，DrawSprocket APIのデザインと開発も同氏が手がけたということだ。また，QuickTimeやOpenTransportの開発，MacSoftやThrustmasterでの開発経験もあるそうだ。 　同氏は今後，まだ正式発表されていない「Morphine」プロジェクトを手がけるとのこと。このプロジェクトがどのタイトルなのかは不明だが「彼があまりこのゲームに熱中しすぎなければいいのだが；-）」などと書いてあるので，ビッグタイトルではないかと思われる。期待。

「Myth III」のMac用マルチプレイデモは？
	ご存じの通り，先日「Myth III：The Wolf Age」のWindows用マルチプレイデモがリリースされた。"Ramparts"というマルチプレイマップが一つ収録され，製品版に含まれる14のゲームモードのうち7つを最大16人までのプレイヤーで競うことができる。 　開発元のMumboJumboのエグゼクティブプロデューサーMike Dongesは，IMGに対し，Mac用のデモ版について「マルチプレイデモのMac版は，ゴールデンマスター版が完成した後すぐにリリースされる」とコメントした。まもなくだ！

「X-Plane 6.05 BETA-5」
	Lamnar Researchから，民間航空機フライトシミュレータ「X-Plane」のVersion6.05 BETA-5がリリースされた。Version6.05では，地球を完全な球体としてモデリングし直したことによるリアリズムの大幅な向上，ユーザーからのリクエストに応じた多数の改良，マイナーバグフィックス，ロード時間の短縮等が行われている。 　Version6.05 BETA-5へのアップデートパッチのダウンロードと詳細は，公式サイトのβ版ダウンロードページで（約2.9MB）。

「Fahrenheit for Mac」？

フランスに拠点を置くQuantic Dreamは，Voodoo Extremeサイトに対し，「Fahrenheit」というアドベンチャーゲームをMacとWindows向けに開発中であるとコメントした（ただし，公式サイトのThe Platformsページには「Mac」の文字が見当たらないが）。 　これは，テレビドラマのように月に一度リリースされるエピソードをプレイし，継続的にストーリーを楽しむという，新しいタイプのアドベンチャーゲームだという。ICE 3Dという最新リアルタイム3D CGエンジンが搭載されていて，超常現象と奇怪な連続殺人をテーマにした恐怖感あふれる世界を非常にリアリスティックに描き出す。アドベンチャーゲームファンの方は，公式サイトのImagesコーナーをぜひ見てほしい。 　ICE 3Dエンジンには，スペキュラーライトやボリュームシャドウ，セルフシャドウを含む，特殊なライティングシステムが利用されていて，顔の半分がライトアップされ，半分が陰に隠れているような状況や，キャラクターの指の影をも再現できるとのこと。セルフシャドウとは，キャラクターの腕がその胴体に投影する影を描くことができる機能だということだ。

「Galactica：Anno Dominari for Mac OS X 2.0.7」
	Monkey Byte Softwareから，Sacred Tree Softwareの開発した「Galactica：Anno Dominari」のMac OS X対応版がリリースされました。これは，広大な宇宙を探索し，テリトリーを拡大していくという内容のスペースストラテジーゲーム。 　ダウンロードと詳細は，同社のサイトのGame Demosコーナーで（約3.3MB）。同社では，今後もMac OS Xへのコミットメントを強化していく方針という。

Freeverse Software情報

Freeverse SoftwareのColin Lynch Smithは，OpenGLをベースにしたタイムパイロット風のアーケードシューティングゲーム，「WingNuts」のデモ版を近日中に公開することを明らかにしました。いろいろなタイプの航空機が登場，OpenGLによるクールなビジュアルエフェクト，強力なボスが待ち受ける30のレベル，爆弾，ミサイル，マシンガン等のウェポンとスーパースピナー，スーパーウェイブ等のパワーアップアイテムが登場（組み合わせは30種以上）等々の特徴がある。リリースは今月下旬の予定。 　また，「Atlas：The Gift of Aramai」というRPGの開発も完了間近に迫っており，近日中にデモ版を公開する予定だという。これは，小説のように起伏に富んだストーリーラインとリプレイアビリティがウリのトップダウン型2D RPG。 　さらに同社は，EnigmaというアクションパズルゲームのMac OS X対応版もリリースした。公式サイトでダウンロード（約6.7MB）できるので，興味のある人はチェックしよう。

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