Ambrosia Softwareは,を通じ,3Dカーレーシングゲーム「Redline」の開発進行状況を発表した。それによると,最新ビルドでは,Mac
OS Xのバージョン10.2.3で実装されたフォースフィードバック技術に対応したということだ。そのほかに,メニュー画面の刷新とドラフティング(前を走行する車のすぐ後ろにつけてスリップストリームに入り,タイミングよく追い抜きを図るテクニック)のサポートが追加されたそうだ。
これは,同社が独自に開発したエンジンを搭載したレーシングゲームで,高度な物理シミュレーション,マルチプレイモード,リアリスティックなゲーム画面などをフィーチャーする。
先日リリースされたMac OS Xの10.2.4アップデートでゲームのパフォーマンスがどう変わるのか。Westlake
InteractiveのBrad OliverとMacPlayのmatt
Loriaは,IMGのForumコーナーを通じてそれぞれコメントした。
Oliverは,今回のアップデートにより,「Star Wars Jedi Knight II:Jedi Outcast」のビデオ関連の問題の多くが解消されたと述べた。NVIDIA製のカードでFSAA機能を有効にすると発生するテクスチャの不具合も含まれる。そのほかにレベルデータのロード中に起こるクラッシュも解消された可能性があるという(IMG
Forum)。
Loriaは,「Soldier of Fortune II」について,以前から知られていたテクスチャ圧縮の問題はこのアップデートでも解消されていないことを明らかにした。同氏はまた,リリースが待たれているバージョン1.03パッチはすでにActivisionによる承認待ちの段階であると述べた(IMG
Forum)。
「A Tale in the Desert for Mac OS X」は発売されるのか?
「A Tale in the Desert」というMMOPRGのサービスが開始された。これは,戦闘よりもキャラクターの育成と探索にフォーカスしたゲームで,いまのところWindowsおよびLinuxユーザー向けのクライアントが無料で配布されている。Mac版に関する正式な発表はまだないが,このゲームの公式フォーラムにおいて,Mac版に関する投稿が掲載されている。
それによると,技術的な問題はあるものの,移植自体はさほど困難ではないそうだ。ただ,やはり問題となるのはMac版の開発にかかるコストと期待できる売り上げのバランスということらしい。