8th Jan. 2003
「Neverwinter Nights for Mac」の続報
  

　MacSoftのAl Schillingは，IMGに対し，ファンタジー3D RPGの超大作，「Neverwinter Nights」のMac版の詳細について語った。
　開発自体は終盤に差し掛かっていて，リリースは今年の第1四半期を見込んでいるとのこと。もう一つ，ファンにとっては大変残念なニュースだが，NWNでプレイヤーがダンジョンマスターを演じ，自分自身が作った世界の上で，ネットワーク上のほかのプレイヤーをロールプレイさせるために必要となるAuroraツールセットの移植を断念したというのだ。
　同氏によると，ツールセット自体の移植は進められていたということだが，担当するOmni Groupがソースコードを細かく調べたところ，半年の見込みが一年以上に延びたそうだ。そのため，製品のリリースを半年遅らせるより，キャンセルする道を選ばざるを得なかったと同氏はコメントした。

Appleが新しいPowerBookを発表
  

　今回は17インチと12インチのモデルが発表され，iBookシリーズとPowerBookシリーズからなるAppleのノートブックパソコンのラインナップはいままでになく充実したといえる。各モデルの詳細はほかサイトのレポートに譲るとして，筆者のファーストインプレッションを簡単に述べたい。
　もちろん，マシンとしては，最新技術や人目を引くギミックを持つ17インチはハードコアゲーマーにとって最高の選択肢だ。しかしながら，せっかくのノートパソコン，「モバイルしてなんぼ」というユーザーにはやはり大きすぎる。家にメインマシンとしてPower Mac G4を所有している人なら，この高価なマシンをあえて選択する必要はないのではないか。
　もちろん，お金もあって，メインマシンとして使いたいという人にはとてもいいマシンだと思う。筆者は，自宅でPower Mac G4を使っているので，大画面を必要とするアプリケーションはそのマシンで使おうと思う（と自分に言い聞かせた）。
　となると，自然と選択するのは12インチモデルということになる。液晶が12インチで少々心もとないが，「手軽に持ち運べる」というのはとても魅力的だ。グラフィックスチップが，17インチモデルがGeForce 4 440 Goなのに対し，12インチモデルがGeForce 4 420 Goであり，どれくらい差があるのかは少し気がかりだが，とは言え，まさにモバイルマックゲーマー必携のモデルだろう。
　本当は，画面の広さと携帯性を兼ね備えるという意味で，いずれ登場するであろう15インチのアルミケースモデルが最高だが，新機種を見て「もう待ち切れない」という気持ちだ。

「Strike Force 1.8 for Mac」がリリース
  

　熱狂的なファンをもつUnreal Tournament用モディフィケーション，「Strike Force」のバージョン1.8がリリースされた。これは，Unreal Tournamentエンジンをベースに，特殊部隊とテロリスト集団との緊張感溢れる戦いをモチーフにしたスクワッドベースのマルチプレイモードを提供する，最もポピュラーなmodの一つ。このバージョンでは，公式サイトのレポートにあるような，広範な機能の追加や改良が行われた。
　ダウンロードと詳細は，StrikeForce-net.deサイトで（約372MB）。

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