GameSpotサイトに,「Halo」のPC版の開発進行状況に関するレポートが掲載された。PC版の開発はGearboxが担当しているが,同社のRandy
Pitchford社長は,このゲームを移植するに当たってどんな点が困難かということについて次のように説明した。
「シングルプレイキャンペーンは変更する予定はないので,私たちの挑戦はクリエイティブなことではなく,技術的な側面だ。最初の大きなハードルはゲームエンジンをPCで動作させることだった。」
開発作業は40%ほど完了しているそうだ。同社は,このゲームの移植に当たり,DirectX 9のサポートとすべてのピクセルシェーダーイフェクトのプログラムの書き直しを余儀なくされた。このことで,最新グラフィックスカードによるXbox版以上の高度なエフェクトの利用が可能になったという。同氏は,NVIDIAがGeForce
FXへの最適化作業に協力してくれていることも明かした。
同社は今後,二つ目の大きなハードルであるインターネットを介したマルチプレイモードのサポートに取り組む方針だ。インターネットを介した多数のプレイヤーの参加を可能にすべく,ネットワークコードを完全に一から作り直すという。
興味のある人はこのレポートに一通り目を通してみよう。
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