5th Dec. 2002
「NASCAR Racing 2002 For Mac!」発表,しかもすでに完成!
  

 Aspyr Mediaは,「NASCAR Racing 2002」のMac版の取り扱いを発表した。ナントすでに完成済みだ!
 移植を担当したのはWestlake InteractiveのDuane Johnson(「Descent」シリーズや「Return to Castle Wolfenstein」「Medal of Honor:Allied Assault」なども担当)。先日Final Candidate段階に入ったことが明らかにされていた"Final Hour"のコード名で知られていたプロジェクトがこのゲームだった。Westlakeの発表によると,NASCARで最も栄誉あるWinston Cupにちなみ,Winston Churchillの名言から"Finest Hour"という言葉を引用したそうだ。なお,AspyrのAmy Torresによれば,すでに製品版CD-ROMのプレスが開始されていて,今月中に発売できる見込みだとのこと。
 これは,NASCARに公式に認可された3Dレーシングゲーム(Windows版の開発はPapyrus Software)で,2002年シーズンのチーム,ドライバ,レースコースを再現。シリーズを三度制覇した実績を持つDarrell Waltripによるレッスンやレースコースの解説も用意されている。
 Westlakeはこのゲームについて,PowerPC G4のVelocity Engineに最適化されていることと,フォースフィードバックコントローラをサポートした最初のゲームの一つであることを明らかにした。後者についての詳細は,どんな方法で対応したのかを含め,いまのところ不明だがとても興味深い。

TransGamingが2003年以降にMacサポートを強化と発表
  

 TransGaming Technologiesを率いるVikas Guptaは,President's Messageと題されたプレスリリースを通じて次のように述べ,来年以降,Macのマーケットにより積極的にコミットする意向を示した

「私たちは,最初のMac用ゲームを立ち上げる。優れた会社との新しい関係を築く。複数のプラットフォームに向けたゲーム開発を同時に進めるため,開発会社や販売会社と作業を行う。最も重要なことは,卓越したカスタマーサポートと比類なき高品質な製品の提供を継続し,顧客にできるだけ多くの楽しみを味わい続けていただくことだ。」

 TransGamingは元々,Windows用のタイトルをLinux上で動作させるためのWineXという技術を開発してきたが,今年の5月に,Transitive Tecnologiesとのパートナーシップの締結を発表。同社のDynamite技術(あるCPU向けにコンパイルされたバイナリコードを,完全にアーキテクチャの異なるほかのCPU上で動作させるための技術)を使ってMacを含む複数のプラットフォーム向けにゲームを提供する方針を明らかにしていた。
 来年からTransGamingがどんなサプライズを提供してくれるか,大いに期待したい。

Appleが「Jedi Knight II」のトレイラームービーを掲載
  

 Appleは,同社のサイトのGamesコーナーに,「Star Wars Jedi Knight II:Jedi Outcast」トレイラームービーを掲載した。
 これは,Aspyr Mediaからリリースされたばかりの3Dアクションゲーム。もちろん,Star Warsの世界を緻密に再現したファン垂涎のタイトル。ライトセイバーやフォースを使った攻撃と防御が楽しく,映画の登場人物になったような気分を満喫できる。

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