20th Nov. 2002
「RtCW for Mac」のバージョン1.4パッチは?
  

 IMGは,Aspyr Mediaとコンタクトを取り,「Return to Castle Wolfenstein」バージョン1.4パッチの状況について問い合わせた。同社のAmy TorresはIMGに対し,現在開発が進行中でまもなくリリースされる見込みであること,今後もWindows版の最新版とシンクロさせる計画であることを明かした。
 このバージョンでは,現在のバージョンの多数の問題点が修正されるほか,"アンチラグ機能"を含む複数の新しいマルチプレイモードのオプションが追加されるという。詳細については,ActivisionサイトのReturn to Castle Wolfenstein Readmeページを参照してほしい。

Appleが「Freedom Force」の紹介記事を掲載
    Appleは,同社のサイトのGamesコーナーに,「Freedom Force」紹介記事を掲載した。これは,アメコミをモチーフにしたゲームで,コスチュームを身にまとったスーパーヒーロー集団を操り,世界征服を企てるエイリアンたちと戦うという内容だ。スキルシステムの採用により,悪者との戦闘で得た経験を好きなスキルに割り振ることで,自分好みのヒーローに育て上げることができるようになっている。また,ヒーローのコスチュームも自分でデザインすることが可能だ。興味のある方はチェックしてみよう。
 なお,販売元のMacPlayのサイトでは,このゲームの予約の受付が開始されている。

JavaベースのMMORPGの開発が進行中
    有志のプログラマー集団により,「Magicosm」なる多人数参加型オンラインRPGの開発が進行しているそうだ。驚くべきことに,開発のベースとなっているのはJava言語で,リアルタイム3D CG技術を利用したグラフィックスエンジンを搭載している。
 ファンタジー世界を舞台に,魔法や刀剣による戦闘やプレイヤー同士の社会的な交流を楽しむことができるという。中世ヨーロッパ風の舞台設定の上で一つの役割を演じられるようなゲームを目指している。例えば,農夫,商人,鍛冶屋といったキャラクタークラスも用意される予定だ。
 Javaを採用した理由について,公式サイトでは,「この数年で熟成してきた競争力のある技術である」「わずかな動作速度のペナルティ以上にそのメリットを感じている。その問題も時間の経過とともに解消される」「このゲームを長期的に楽しんでもらうことを考えると,Javaは今後数年にわたって利益をもたらす」などと説明されている。
 開発チームは「Magicosm」を,Macを含む多数のプラットフォームに対応させたいと考えているそうで,このゲームが使用しているJava3dのサポート次第では,Macでも遊べるようになることが期待できる。

NVIDIAがGeForce MXを発表

    NVIDIAは,COMDEXにおいて,同社のグラフィックスチップシリーズのフラッグシップモデルとなるGeForce FX発表した。
 業界最速の500MHzというコアクロックスピードを達成,DDR IIメモリの採用,映画クオリティのレンダリングを可能にするCineFXエンジンなど,見どころの多いチップだが,Macに採用されるかどうかはいまのところ不明だ。ぜひ次のPower Mac G4で標準装備してほしいところ。これでますますATIとの競争が過熱しそうで,ゲームファンとしては嬉しい限りだ。

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