Virtual Programmingは,同社のサイトのProjectsコーナーを通じ,現在進行中のプロジェクトの開発状況とリリース時期を発表した。また,「Legion」「Fuel」「Celtic
Kings:Rage of War」の3本の新作も合わせて発表した。
・「Payback」:ゴールデンマスター,2002年第4四半期発売予定
・「Tzar - Burden of the Crown」:テスト作業の初期段階,2003年第1四半期初頭発売予定
・「Europa Universalis II」:開発作業の後期段階,2003年第1四半期発売予定
・「MindRover - The Europa Project」:開発中,2003年第1四半期発売予定
・「Legion」:開発作業の初期段階,2003年第1四半期発売予定
・「Fuel」:プランニング作業の初期段階,リリース時期未定
・「Celtic Kings」:プランニング作業の初期段階,リリース時期未定
「Legion」は,Slitherine
Strategiesの開発による,古代ローマを舞台としたストラテジーゲーム。個性豊かな多数のユニット,特性の異なる20以上の勢力,史実に基づいたマップやシナリオなどをフィーチャーしている。詳しくは,開発元の公式サイトのGamesコーナーを参照してほしい。
「Fuel」は,nVIDIAのGeForce
3チップに最適化されたゲームとして早くから同社のデモンストレーションに用いられてきたタイトル。Firetoad
Softwareが開発中の3Dレーシングゲームで,Mac版も予定されていたが,今年の頭にキャンセルされてしまった。
個性的な8人のキャラクターが登場する3Dレーシングゲーム。バギー,スピードボード,ヘリコプターといったバラエティ豊かな乗り物を乗り継ぎ,緻密に再現された広大なテレインをゴール目指して突き進む。それぞれのコースには幾多の障害や罠が待ち受けているので,キャラクターやコースの特性を考慮した戦略を立てる必要がある。レースに勝つには,走行技術だけではなく,例えば歩き回ってニーズにあった乗り物を見つけ出すことも重要なポイントになっているという,斬新なプレイ感覚が特徴だ。
「Celtic Kings:Rage
of War」は,Haemimont-Smartcomの開発による,ヨーロッパ大陸を舞台とする歴史的な戦いを再現したリアルタイムストラテジーゲーム。ストーリー性の高さを特徴とするアドベンチャーモードとコンピュータやネット上のプレイヤーとの対戦を楽しむストラテジーモードを搭載,32000×32000ピクセルという非常に広大なマップ上には最大5000ものユニットが登場するという。戦闘を重ねることで能力値が変化するRPG的な要素や「Hero」と呼ばれる特殊ユニットの存在,戦略性に富んだ陣形システムにより,従来のRTSとは一味違うプレイ感覚を実現している。
国内では,11月8日にズーからWindows用日本語版が発売された。Mac版の期待は薄いものの,日本語で情報が読めるので,興味のある人は日本語公式サイトをチェックしてみよう。
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