15th Aug. 2002

「MindRover - The Europa Project for Mac」発表
  

 イギリスに拠点を置くVirtual Programmingは,「MindRover - The Europa Project」Mac版を開発中であると発表した。これは,Cognitoyという会社が開発した3Dロボットシミュレーションゲーム。同社は,今年の第4四半期のリリースを目指しているそうだ
 プレイヤーは,用意された個性的なロボットをベースに,それぞれの特性を考慮してウェポンや各種装置(センサー,移動装置など)を搭載したり,GUIを使ってイベントに応じたリアクションの方法をプログラムすることで,より強いロボットをつくり,木星の衛星の一つであるエウロパを舞台にしたロボットバトルを制覇しなければならない。
 なお,IMGは,同社のPaul Lesurfにコンタクトを取り,そのほかのプロジェクトの進行状況を問い合わせた。レポートによると,歴史シミュレーションゲーム「Europa Universalis II」は早ければ10月にもリリースの見込み
 「Grand Theft Auto」風のトップダウン型3Dカーアクションアーケードゲーム,「Payback」は今週中にゴールデンマスター版が完成する見込みで,デモ版のリリースも予定されている。
 Age of Empires風のリアルタイムストラテジーゲーム,「TZAR:The Burden of the Crown」の開発は,いくつかの技術的な問題にぶつかっているそうだが,来月中に完成する見込みだ。

Laminar Researchが「X-Plane Combat」を発表
  

 本格派フライトシミュレータとして知られる「X-Plane」の開発元,Laminar Researchは,同社初のコンバットフライトシミュレータ,「X-Plane Combat」を開発中であると発表した。
 コンバットフライトシムといっても,いわゆるミッションクリア型のゲームというより,X-Plane用として利用可能な多種多様な航空機にさまざまなウェポンを搭載し,カスタマイズして遊ぼう,という感じだ。例えば,スペースシャトルに原爆を積んでみたり,火星の上空でミサイルを撃ったらどうなるかを試したり,セスナにサイドワインダーを搭載したり,ということが自由に行えるという。もちろん,X-Planeで定評のあるシミュレーション性の高さは健在で,各種のミサイルや爆弾の特性に基づいて弾道を精密に再現する。
 11月下旬のリリースに向け開発が進められていて,価格はX-Planeと同じになる予定だ。現在,X-Planeのβ版ダウンロードページから,β1がダウンロードできる(0.3MB。ただし,X-Plane 6.25が必要)。実際に「X-Plane Combat」が遊べるというものでなく,このゲーム向けに航空機をカスタマイズするソフト,Plane-Makerの初期バージョンだけが含まれている。航空機ファイルのフォーマットもまだ固まっていないということなので,いまから作り方を勉強しておきたいという人はトライしてみよう。

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