本格派フライトシミュレータとして知られる「X-Plane」の開発元,Laminar
Researchは,同社初のコンバットフライトシミュレータ,「X-Plane Combat」を開発中であると発表した。
コンバットフライトシムといっても,いわゆるミッションクリア型のゲームというより,X-Plane用として利用可能な多種多様な航空機にさまざまなウェポンを搭載し,カスタマイズして遊ぼう,という感じだ。例えば,スペースシャトルに原爆を積んでみたり,火星の上空でミサイルを撃ったらどうなるかを試したり,セスナにサイドワインダーを搭載したり,ということが自由に行えるという。もちろん,X-Planeで定評のあるシミュレーション性の高さは健在で,各種のミサイルや爆弾の特性に基づいて弾道を精密に再現する。
11月下旬のリリースに向け開発が進められていて,価格はX-Planeと同じになる予定だ。現在,X-Planeのβ版ダウンロードページから,β1がダウンロードできる(0.3MB。ただし,X-Plane
6.25が必要)。実際に「X-Plane Combat」が遊べるというものでなく,このゲーム向けに航空機をカスタマイズするソフト,Plane-Makerの初期バージョンだけが含まれている。航空機ファイルのフォーマットもまだ固まっていないということなので,いまから作り方を勉強しておきたいという人はトライしてみよう。
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