23rd Jul. 2002

「Soldier of Fortune II:Double Helix for Mac」のGM版が完成の模様
  

 MacGamer.comサイトに掲載された,Omni GroupのKen Caseに対するミニインタビュー記事の中で,「Soldier of Fortune II:Double Helix」ゴールデンマスター版が完成したことが明らかにされた。このゲームの移植は,同社のプログラマーTom Bunchがほとんどすべてを手がけたとのこと。また,同社のゲーム開発に対するコミットメントは今後も強化されていく見込みだという。
 これは,Raven Softwareが開発したQuake IIIエンジンベースのファーストパーソンビュー3Dアクションゲーム。スリリングなシングルプレイミッション,撃たれたキャラクターのリアリスティックでエグいリアクション,ウェポンの再現性の高さ,アクション性の高いゲームプレイ等で高く評価された「Soldier of Fortune」の続編だ

Feral情報
  

 MacGamer.comサイトに,Feral InteractiveのDavid Stephenに対するミニインタビュー記事が掲載された。その中で明らかにされた情報は次の通りだ。

「Sheep」のMac OS X対応パッチが間もなく(今週金曜日?)リリース予定
「Formula 1:Championship 2000 for Mac」のリリースは9月上旬。現在β版の最適化作業を進行中
「Black & White」用エキスパンションパック,「Creature Isle」を開発中。9月前半にリリース予定
・Wormsシリーズ最新作,「Worms Blast!」を9月後半にリリース予定
・ヘリコプターコンバットシム「Enemy Engaged」を10月にリリース予定
・リアルタイムストラテジーゲーム「Warrior Kings」を11月にリリース予定

 「Warrior Kings」というのは初めて聞くタイトルだ。Black Cactusの開発による中世を舞台にした3D RTSだということだ。

IMGのインタビュー記事
  

 IMGに,Aspyr MediaFeral InteractiveOmni Group,Scott Kevillに対するインタビュー記事が掲載された。ポイントは次の通りだ。

Aspyr
「Return to Castle Wolfenstein」「Medal of Honor:Allied Assault」のデモ版の予定がある
・RtCWのバージョン1.33パッチが間もなくリリースされる
・3〜4本の未発表新作を開発中(正式発表は8月)で,そのうちの数本はクリスマスシーズンにリリース可能かも
・それらの新作は現在開発初期段階
「Star Wars:Galactic Battlegrounds」用エキスパンション,「Clone Campaigns」を9月,「Star Wars Jedi Knight II:Jedi Outcast」を8月下旬,「Ghost Recon」を10月前半にリリース予定
「Jedi Knight II」の開発は順調で,間もなくβ版が完成
「Ghost Recon」はα段階で,すでに良好に動作している

Omni Group
「Incoming」の開発は,優先順位の低いプロジェクトとして「Giants:Citizen Kabuto」よりも前にスタートしていた
「Freedom Force」は,NetImmerseエンジンを搭載したタイトルで,ビッグプロジェクトであるため,エキスポに間に合わず
・NetImmerseエンジンが移植できると,同エンジンを搭載したほかのゲームの移植が比較的容易に行えるようになる

Alexander SeropianがBungieを退社
  

 Bungie Software(現Bungie Studios)の共同設立者でCEOを務める,Alexander SeropianがBungieを退社することが明らかにされた。同氏は,Macworld Expo/New York 2000の基調講演において,「Halo」のデモンストレーションを行った人物。
 Bungie.netサイトに掲載されたインタビュー記事の中で同氏は,今後の同社のゲーム開発に与える影響について聞かれ,「ゲーム開発については大きな影響はないはずだ。Jasonと僕とで新しいマネージャーを見つけなければいけないので,最も大きな違いは内部的なものだ」と語り,ファンを安心させた。

サイバーステップに対するインタビュー記事
  

 MacGamer.comサイトに,オンライン専用コミックスタイル格闘アーケードゲーム,「GetAmped」で知られるサイバーステップに対するミニインタビュー記事が掲載された。
 この中で同社は,アメリカのゲームファンから予想以上のレスポンスを受けたこと,誰にでもプレイしやすいネットワーク対応ゲームの提供を目指していること,日本国内のオンラインゲーム市場がまだ大きくないため,海外市場への進出を狙っていることを明かした。また,より多くのキャラクターやマップ,マウスのサポート等をフィーチャーした,「Get Amped」バージョン2.0を今年中に韓国でリリースし,各国のパブリッシャーと交渉を進める計画があると述べた。

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