17th Jul. 2002

Macworld Expo/New Yorkで「Shadowbane」が披露される
  

 間もなく開幕するMacworld Expo/New YorkのMacintosh Gaming Arenaコーナーにおいて,現在Wolfpack StudiosがWindows版,Mac版の開発を進めているMMORPG(多人数参加型RPG)の期待作,「Shadowbane」の最新ビルドが披露されることが明らかにされた。
 「Shadowbane」のCommunity Managerを努めるChris Mancilが登場し,ファンの質問に答えたり,ゲームの内容やベースとなっているArcane 3Dエンジンのビジュアル性を示すデモンストレーションを行うということだ。2台のデモ機が用意され,それぞれ現在進行中のクローズドベータテストの世界と接続されるそうだ。Macworld Expoに行ける方にはぜひチェックしてほしいところだ。
 「Shadowbane」は,Arcane3Dが描き出すファンタジックな世界を舞台にしたMMORPG。プレイヤーが物理的にテレイン(地勢)を変更したり,ゲーム世界の政治や歴史に直接的に影響を与えられるDynamic World Modelをフィーチャーしている。闇に包まれたファンタジーワールドでストーリーが展開,モンスターとの体力勝負の戦闘に打ち勝ち,あるいは魔術師とのスペルの打ち合いに勝利し,究極の力を手に入れることがプレイヤーに与えられた使命。数万人のプレイヤーが同時に参加可能で,ロールプレイングやストラテジーの要素が融合された斬新なオンラインゲーム体験が提供される。MMORPGの面白さを左右する対人戦(PvP)についてもいままでにない斬新なアプローチがとられるという。

ゲーム開発キットThe Green Machineが登場
  

 Sawblade SoftwareからThe Green Machineというゲーム開発キットがリリースされた。これは横スクロールアクションゲームを制作するためのMac OS X専用の開発ツール
 物理特性の緻密なシミュレーション,広大な背景画像のハンドリング,サイズが大きくカラフルなスプライトの使用,個別にスクロールする多重レイヤーの背景,カットシーンの挿入,左右にパニングするステレオ効果音,派手なパーティクルイフェクト,NPCとの会話,自動解像度変更機能,フェードイン/アウト機能,自動セーブ機能等々をフィーチャーしている。また,スクリプティングやプログラミングのスキルを持たない人にもゲームを制作できるような操作性の高いユーザーインタフェースも特徴の一つだそうだ。

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