31st May 2002

「Star Wars Jedi Knight II:Jedi Outcast for Mac」発表
  

 Aspyr Mediaは,「Star Wars Jedi Knight II:Jedi Outcast」のMac版を発表した! これは,「Hexen」シリーズや「Star Trek Voyager:Elite Force」でMacユーザーにもお馴染みのRaven Softwareが開発した3Dアクションゲーム。「Star Wars:Dark Forces」「Star Wars:Jedi Knight」と続いたアクションゲームシリーズの3作目だ(Dark ForcesはMac版が出たが,Jedi Knightは結局移植されなかった)。
 チューンナップされたQuake III Team Arenaエンジンにより,Star Warsの世界が美麗かつ緻密に再現されるので,プレイヤーは主人公気分を満喫できる。何といっても嬉しいのが,ライトセーバーをブンブン振り回せること。ライトセーバー使用時は三人称視点,それ以外の武器の時は一人称視点で表示されるので,自分が操るプレイヤーがライトセーバーを持ってかっこよく立ち回る姿が見られる。もちろん,あのBGMや効果音をフィーチャー,お馴染みのキャラクターたちもカットシーンで登場するので,ファンなら駆り立てられずにはいられないはず。マルチプレイにももちろん対応。saber-only deathmatchモードがアツい!!
 移植を担当するのはWestlake InteractiveのBrad Oliver。同氏は,Quake IIIエンジン搭載ゲームとしては「American McGee's Alice」を手がけているので,Jedi Knight IIもハイクォリティなゲームに仕上げてくれることだろう。
 IMGにプレビュー記事が掲載されているので,興味のある人はチェックしよう。国内では,サイバーフロントがWindows用英語版日本語マニュアル付きをリリースしている(公式ページ)。

「Return to Castle Wolfenstein:Enemy Territory」
  

 Activisionは,同社の「Return to Castle Wolfenstein」の公式サイトを通じ,RtCW用アドオンパックのタイトルが「Enemy Territory」であることを明らかにした。
 これは,RtCW本体に,新しいキャラクタークラス,ウェポン,アビリティ(能力),シングルプレイミッション,マルチプレイレベル等を追加するもの。例えば,Engineerは,地雷をはじめとする新ウェポンの取り扱い,監視塔や橋の建設が可能になる。また,Covert opsというキャラクタークラスが追加。倒した敵の服を着込んで敵基地に侵入したり,RtCW本体ではシングルプレイミッションでしか利用できなかったタイプのSniper Rifleを利用することができる。
 さらに,チームメイトやオブジェクティブの位置をゲーム画面上に表示するオートマップ機能や,オフラインの時もコンピュータが操作する敵キャラクター相手にマルチプレイモードを楽しめるbot機能,ゲームのいろいろな状況を表示する機能も搭載する予定だ。
 Quake III用mod,Quake 3 Fortressで知られるSplash Damageがマルチプレイ部分を,Mad Docがシングルプレイ部分を,そして,RtCWのオリジナルデベロッパーであるGray Matter Interactive Studiosがbot部分の開発を担当しているそうだ。Mac版についてはまだ明らかにされていないが,本体と同様,Aspyr Mediaによる取り扱いが期待される。

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