7th May 2002

 

Westlake情報
  

 Westlake Interactiveは,同社のサイトのnewsコーナーを通じ,「Medal of Honor:Allied Assault」「Clive Barker's Undying」Final Candidate版が完成し,それぞれパブリッシャーの承認が下りるのを待っている段階であることを明らかにした。承認され次第プレス工程に入るというので,発売はもう間近だろう。
 「Clive Barker's Undying」は,Unrealエンジンで開発されたファーストパーソンビューの3Dアクションゲーム。ホラー小説家として知られるClive Barkerによるストーリーをベースにした,恐怖感溢れるスリリングなゲームだ。詳細は,Windows版の発売元であるエレクトロニック・アーツ・スクウェアによる日本語公式サイトで。
 「Medal of Honor:Allied Assault」は,第二次世界大戦を舞台にしたファーストパーソンビューの3Dアクションゲーム。ノルマンディ上陸作戦をはじめとする第二次大戦での有名な戦闘シーンの緊張感が,見事に再現されている。詳細は,Windows用完全日本語版の発売元であるエレクトロニック・アーツ・スクウェアによる日本語公式サイトで。

Aspyrが「RtCW」のFAQを公開
  

 Aspyr Mediaは,同社のサイトのSUPPORTコーナーに,「Return to Castle Wofenstein」FAQを追加した。起動時のエラーや動作速度に関する質問,Version1.31パッチのリリースやユーザーマップの使用方法に関する質問等が掲載されている。「RtCW」のプレイヤーは参考にしてほしい。

ゲームデベロッパーとWWDC
  

 MacCentralサイトに,"Game developers to converge at WWDC"と題したレポートが掲載された。これは,現在開催中のWorldwide Developers Conference 2002に参加しているゲーム開発者へのショートインタビュー集。この中で,お馴染みWestlake InteractiveのGlenda AdamsはWWDCを次のように評価した。

「WWDCはAppleのエンジニアから直接技術的な情報を得られるよい機会だ。イントロから高度な情報まで網羅しているので,これからMac用ゲームを開発しようというデベロッパーが,ゲーム関連の技術を短い期間で収集することが可能だし,経験のあるMacゲームデベロッパーが技術を磨くこともできる。」

 同氏はまた,WWDCでのOpenGL関連セッションにとくに興味を持っているそうで,「本当にMacのOpenGLの能力を後押しするようなゲームの開発を検討し始めている。また,Mac OS X向けの最適化に関する情報をできるだけ多く収集したいとも考えている」と述べ,今回のWWDCを今後の開発に生かしたいという意気込みを示した。
 また,Destineer StudiosのPeter Tamteも今回のWWDCに姿を見せ,同サイトに対し「ゲーム業界のOpenGL支持派は,今日のグラフィックスチップの持つ高度な技術を利用する標準的な手法を生み出すのにあまりに長い道のりを歩んできたが,Appleの挑戦は,DirectXにはないアドバンテージをOpenGLに与えるため,OpenGLの強力な新仕様を利用することになる」とコメント,OpenGLを支持する姿勢とAppleへの期待感を示した。

「Myst Trilogy」は一部がMacをサポート
  

 IMGは以前,残念ながら「Myst Trilogy」現時点ではWindows専用で,Mac用のパッケージはリリースされていない模様だとレポートしたが,これを訂正し,同パッケージに含まれるソフトの一部はWindowsとMacintoshのハイブリッド版であると伝えた(レポート)。
 これは,「Myst Masterpiece」(ゲーム内の静止画をレンダリングし直し32ビットカラーに対応させたリメイク版),「Riven」「Myst III:Exile」の三作を一つのパッケージに収めたもの。
 IMGのレポートによると,このうち「Riven」「Myst III:Exile」WindowsとMacintoshのハイブリッドで,諸事情により,「Myst Masterpiece Edition」のみがWindows専用だという。

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