Activisionが「DOOM III」を公式発表

海外ゲーム販売大手のActivisionが，「DOOM III」を公式に発表した。これは，ファーストパーソンビュー3Dアクションゲームの礎を築いたタイトルの一つであるDOOMシリーズ第三弾。 　もちろん，去年の2月にMacworld Expo/Tokyoの基調講演において，開発中のゲームエンジンのデモが披露されたことから，ゲームファンの間では当たり前のタイトルのように受け止められていたが，意外にも正式な発表は今回が初めて。なんと，嬉しいことに，開幕が間近に迫るE3（Electronic Entertainment Expo）で公式にお披露目される予定とのこと。今年のE3からはますます目が離せない。 　「DOOM III」に搭載されるゲームエンジンについて，プレスリリースの中に次のような記述がある。 「idの革命的な新3Dグラフィックスエンジンにより，DOOM IIIはプレイヤーをいままでで最も驚異的な3Dゲーム体験に引き込むことだろう。」 　Mac版については例によって一切明らかにされていないが，何と言ってもMacworld Expoで初めて披露されているわけだから，当然出るものと期待したい。

g.o.d.が「Stronghold」のエキスパンションパック，「Crusader」を発表

Take Two Interactiveの一部門，Gathering of Developersは，城建設シミュレーション/ストラテジーゲーム，「Stronghold」のエキスパンションパック，「Stronghold：Crusader」を今年の夏以降に発売すると発表した。開発元は本体と同じFireFly Studiosだ。 　「Stronghold：Crusader」の舞台はアラブ。プレイヤーは砂漠に城を建設し，敵からの攻撃をしのぎつつ内政を進め，軍事力を高めて最終的には覇権の掌握を目指す。ヨーロッパの十字軍，あるいはアラブの軍隊のリーダーとしてプレイすることができる。イベントとして十字軍の歴史的な戦闘が再現されていることも特徴だという。 　「Stronghold」本体のMac版は先日GM版が完成し，近々MacSoftから発売される見込みだが，残念ながら，現時点ではこのエキスパンションパックのMac版については一切明らかにされていない。Take TwoはMacSoftの親会社なので，本体の売上げ次第ではMac版も実現するかもしれない。しかし，同じg.o.d.の「Tropico」のエキスパンションパックも残念ながらWindows専用なので（本体はMac用もある），同じ道をたどるかもしれない。 　＊当初はエキスパンションセットかと思われた「Stronghold：Crusader」だが，どうもスタンドアロンで動作する"続編"のようだ。＊

「Black ＆ White for Mac」のマルチプレイパッチがリリース！
	Feral Interactiveは，「Black ＆ White for Mac」のVersion1.1.5パッチをリリースした。このVersionでは，β段階ながら待望のマルチプレイモードをサポート。育て上げたクリーチャーをネットを介して見せびらかしたり，戦わせたりすることが可能だ。そのほかにも，ゲームプレイを向上させるための多数の改良点やバグの修正が行われている。ユーザーならぜひアップデートしておこう。 　ダウンロードと詳細は，MacGameFiles.comサイトで（約14.8MB）。なお，実際にマルチプレイを楽しむには，あらかじめ「Black ＆ White」の公式サイトのRegisterページでサインアップ（無料）する必要があるようなので注意。

Contrabandの「Wargames」プロジェクトは「Uplink for Mac」だった

Contraband Entertainmentのプログラマー，Chris Jacobsonは.planを通じ，同社が「Wargames」というコード名で進めてきたプロジェクトが「Uplink」のMac版であることを明かした。 　これは，イギリスに拠点を置くIntroversion Softwareが開発したゲーム。2010年の世界が舞台になっていて，インターネットを介したハイテクコンピュータ犯罪と産業スパイをテーマにした斬新なプレイ感覚を満喫することができる。コンピュータ犯罪で得た資金でコンピュータシステムをアップグレードすると，さらに危険なミッションに挑めるようになる。株価を操作し巨額の金を獲得する，銀行のシステムを操作して自分の口座に入金させる，学歴や犯罪履歴を書き換える，ライバル会社のシステムからデータを盗み出す，強力なコンピュータウイルスを開発する，といった悪事をバーチャル体験することができる。 　同氏によれば，まだ「Uplink for Mac」のパブリッシャーは決定していないとのこと。しかし，このプロジェクト自体は現在β段階まで来ているそうなので，近く完成すると思われる。

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