Westlake
Interactiveは,同社のサイトのnewsコーナーを通じ,「Return to Castle Wolfenstein for Mac」のゴールデンマスター版が完成したと発表した。現在プレス工程に入っていて,近日中に店頭に並ぶ見込み。
「Return to Castle
Wolfenstein」は,Gray Matter Interactive Studios,Nerve Software(マルチプレイ部分を担当),id
Softwareが共同開発したファーストパーソンビューの3Dアクションゲーム。大幅にチューンされたQuake IIIエンジンをはじめとする最先端の技術を駆使し,idの傑作「Wolfenstein
3D」を蘇らせる試みで,ビジュアル性,ゲーム性,ストーリー性がまったくの別物と言ってもいいくらい進化している。プレイヤーは,アーミーレンジャーB.J.
Blazkowiczとして,第二次大戦下にヒムラーによって進められた秘密生物実験を阻止すべく,幾多のミッションを完遂しなければならない。
MacGamer.comサイトのレポートによると,Mac版のパッケージに入っているアプリケーションのバージョンは,Windows用の最新版である1.21ではないとのこと。現在,Macへの移植を担当したDuane
JohnsonがVersion1.21パッチを開発していて,近日中にリリースされる見込みだという。また,同サイトがパブリッシャーのAspyr
Mediaから得たこのゲームの動作環境は次の通り。
・Mac OS 9.2以上(仮想メモリを利用)
・Mac OS X 10.1以上
・Power Mac G3/G4/iMac(フラットパネル以降)/PowerBook G4(Gigabit Ethernet以降)
・500MHz以上のCPU
・128MBのRAM
・3Dグラフィックスアクセラレータ(ATI Radeon,nVIDIA GeForce以降)
Johnsonは「Medal of Honor:Allied
Assault」の移植も手がけているので,RtCWが完成したことにより,その作業にいっそう注力できる環境が整ったといえる。
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