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Westlake
Interactiveは,同社のサイトのnewsコーナーを通じ,「Medal of Honor:Allied Assault」の移植を行っていると正式に発表した。なぜ「Miller」というコードネームだったかについて「このゲームが多くの点でインスパイアされた映画プライベート・ライアンで,トム・ハンクスが"Miller"という人物を演じていたため」と説明している。
ゲームの移植作業を担当しているのは,Duane Johnson。同氏は「Descent III」や「Star Trek Voyager:Elite
Force」など,多数のゲームを手がける著名なMacゲームプログラマー。最近では「Return to Castle Wolfenstein」も手がけていて,Quake
IIIエンジン搭載ゲームのプログラミングに精通している。開発作業では短期間にアルファ段階まで到達したそうだ。
同ページでは,このゲームのプレイ感覚を「スクワッドベースの戦略性は,ファーストパーソンシューターの分野において,とてもクールなバリエーションであり,AIスクリプティングシステムが極めてリアリスティックな環境を生み出している」と評している。また,このタイトルはMac
OS 9およびMac OS Xをサポートする予定だという。
このゲームは,第二次世界大戦を舞台にしたファーストパーソンビューの3Dアクションゲーム。ノルマンディ上陸作戦をはじめとする第二次大戦での有名な戦闘シーンの緊張感が,見事に再現されている。「Return
to Castle Wolfenstein」と比較して,より写実的にこの時代の世界や銃器等を描き出すことに主眼が置かれている。もちろん,マルチプレイモードも搭載し,チーム戦やデスマッチを楽しむことが可能。Windows版の開発は,3DアクションゲームSin用の公式ミッションパックである「Wages
of Sin」を手がけた2015が担当した。 |