2nd Mar.2002

 

「Tropico 2:Pirate Cove」の開発が進行中
    Voodoo Extremeサイトのレポートによると,Tropicoの続編の開発が進められているということだ。今作では,第一作目の開発元であるPop Top Softwareに代わり,Frog City Softwareがデベロッパーを務める。
 同社のサイトのIntroductionページに,ゲームの概要が簡単に記されている。それによると,海賊の王として,大勢の野蛮な手下どもが潜む島を開発し,海賊団を発展させることがこのゲームの目的だという。前作との大きな違いは,ベースになっている経済システム。前作では,島で生産していたものを売ってお金を得るのに対し,続編ではほかの土地の住民が生産したものを奪い取って富を得なければならない。海賊たちの余裕のある暮らしを支えるのは,運悪く捕まってしまった捕虜たち。捕虜は海賊の島に連れて行かれ,奴隷として厳しくこき使われる。海賊が楽しい暮らしを続けるには,略奪をくり返し,捕虜を増やし続けるかしかない,というわけだ。
 Mac版の計画があるかどうかは不明だが,第一作がリリースされているタイトルなので,期待したいところだ。

「Bugdom 1.1.5」アップデート
    Pangea Softwareは,「Bugdom」Version1.1.5にアップデートし,シェアウェアとして再リリースした。これは,コミカルで可愛らしい昆虫キャラととてもカラフルなグラフィックスが特徴のサードパーソンビュー3Dアクションゲーム。iMacにバンドルされたことで多くのカジュアルゲーマーから支持された。
 下は,IMGに掲載されたプレスリリースの一部。

 Bugdomを三万本近く売上げ,Pangea Softwareは,このゲームをシェアウェアとして再リリースすることに決めた。そして三月中にBugdomの売上で得た利益の50%を,Juvenile Diabetes Research Foundationに寄付することにした。「BugdomのCDの在庫が少なくなってきているが,より多くのCDを作るより,プログラムをダウンロードし,オンラインで購入できるよう,シェアウェアとしてリリースすることにした」と社長兼CEOを務めるBrian Greenstoneは述べた。「現在,非常に高額な送料と税金を支払わなければならない海外のカスタマーにとって有益となろう。
 Pangea Softwareには,ゲームソフトをチャリティーウェアといって,自由に入手でき,気に入ったらチャリティのために料金を支払うという形態で提供してきた歴史がある。「数年前,ビジネスのコストが劇的に増えていったため,チャリティウェアを続けることが困難になったが,Bugdomを再リリースすることでこの伝統を継続したかった。だから,私たちは三月中にJDRFのためにどれくらい募金を集めることができるかを見るつもりだ。」とGreenstoneは語った。

 ダウンロードと詳細は,MacGameFiles.comサイトで(約50MB)。

USB OverdriveのMac OS X対応版がβ4に
    Alessandro Levi Montalciniは,ジョイスティックやゲームパッド等のUSBデバイスの汎用ドライバソフト,USB OverdriveのMac OS X対応版をβ4にアップデートした。ダウンロードと詳細は,公式サイトで(約500KB)。
 β4では,AutoScroll,Accelerated Scrolling,Use Global Settingsの各機能を追加,System Preferences内にUSB Overdriveへのショートカットを追加,等の改良や修正が行われた。

「EV:Nova」のムービーがリリース
    Ambrosia Softwareは,「EV:Nova」が動作する様子を撮影したムービーをリリースした。興味のある方はチェックしてみよう。ダウンロードと詳細は,Inside Mac Gamesサイトで(約900KB)。

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