プログラマーのFrank Condelloは,「GLQuake」「GLQuakeWorld」「GLHexen
II」のMac OS/Mac OS X対応版(Carbon版)のVersion1.0b9をリリースした。また,Quake用のTotal
Conversionとして名高い「Nehahra Project」をMacでプレイするためのアプリケーションファイル,MacNehahraのVersion1.0b9もリリースした。
これは,GLQuake,GLQuakeWorld,GLHexen II,Nehahra ProjectをMac上でプレイできるようにするプロジェクトとして,Frank
Condello,Brad Oliver,Nicholas Lamkinsの三氏を中心に進められているものだ。GLQuakeとGLQuakeWorldは,id
Softwareがリリースしたソースコードを,GLHexen IIは,Raven
Softwareがリリースした「Hexen II Mission Pack:Portal of Praevus」のソースコードをベースにしている。名前からも分かるように,OpenGLによるレンダリングのみをサポートしている。
ダウンロードと詳細は,公式サイトのDownloadsコーナーで。
なお,MacPlayからHexen
II for Macが正式にリリースされることが決まっているが,このことについて,同プロジェクトの公式サイトには次のようなコメントが掲載されている(一部)。
「私たちの作業は,Hexen IIのミッションパックのソースコードに基づいているため,Hexen IIの本体向けに作成されたmodを利用することができない。ネットワークプロトコルもミッションパックのものしか利用できないため,Hexen
II本体のマルチプレイ用クライアントやサーバーを開発することができない。」
MacPlayからリリースされるHexen IIは当然のことながらオリジナルのソースコードを移植しているため,よりクォリティの高いプログラムに仕上がることが予想されるが,IMGのレポートによれば,同サイトの問い合わせにもかかわらず,MacPlayもContraband
Entertainment(移植を担当するデベロッパー)も,Hexen II for Macがミッションパックをサポートするかどうかを明らかにしていないということだ。
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