11th Sep.2001

 
「Aliens vs. Predator Gold Edition for Mac」のゴールデンマスター完成
    MacPlayは,「Aliens vs. Predator Gold Edition」のゴールデンマスターが完成し,プレス工程に入ったことを発表,今月中にも発売される見込みだ。
 「Aliens vs. Predator Gold Edition」は,独自の3Dエンジンを搭載した3Dアクションゲーム。タイトルからも分かるように,Alien,Predatorといった20世紀フォックスの有名キャラがフィーチャーされている。ゲームには,Marine,Alien,Predatorの三つの種族が登場,プレイヤーは好きなキャラを選択してプレイできる。それぞれのキャラにはユニークな特性が与えられているので,それを生かして戦闘を有利に進めなければ生き残ることはできないだろう。
 なお,先日デモ版がリリースされたばかりなので,興味のある人はぜひダウンロードしてプレイしてみよう。ダウンロードは,直接「ここ」(59MB)からどうぞ。

TRIのEvan Russellが「4×4 EVO 2」のMac版実現に向け会社を説得中
    民間フライトシム「Fly!」シリーズの開発元として知られ,現在は「4×4 EVO 2」のPC版の開発に取り組んでいるTerminal Realityだが,残念ながら,パブリッシャーであるTake Two Interactive(http://www.take2games.com/)の意向で,同タイトルのMac版は予定していないということは以前お伝えした。
 IMGの「ここ」によると,同社のEvan Russellは,「4×4 Evolution for Mac」のファンサイトMac 4×4 EVOのフォーラムを通じ,"続編のMac版を実現し,MacSoftの製品ラインナップに入れるため,社内の人間の説得を行っている"ことを明かしたということだ。
 また,もし「4×4 Evo 2」のMac版が実現したら,大容量のメモリと高速なCPUと共に,GeForce 2 MX,GeForce 3,またはRadeonクラスのグラフィックスカードが必要になることも明らかにした(もちろん決定事項ではない)。これは,ATI Rage 128シリーズを搭載した機種を除くPower Mac G4でのみ動作することを意味するわけで,なかなかに興味深い。

「Parsec」LAN-Test build 0196がリリース!
    3Dスペースコンバットシミュレーションゲームの期待作「Parsec」の,LAN-Test build 0196というVersionが公式にリリースされた。
 「Parsec」は,"コマーシャルクォリティのフリーウェア"というキャッチフレーズのネットワーク対応スペースコンバットシューティングゲーム。OpenGLをサポートしたグラフィックスエンジンを搭載し,Windows版,Mac OS版,Linux版のリリースが予定されている。
 LAN-Test build 0196は,「Parsec」のプレイアブルなVersionのリリースとしては二回めにあたるもので,LANを介して最大四人までのプレイヤーが参加可能なマルチプレイモードがフィーチャーされている(インターネット対戦機能も将来的には搭載される予定)。なお,開発は今後も続けられる予定で,今回のリリースもテストをした人からのフィードバックを得ることを目的としていて,プログラムの最適化やデバッグは十分ではないとのこと。その点に注意しておこう。ダウンロードと詳細は,MacGameFilesの「ここ」(86MB)で。

「Airburst」Ver 1.02がリリース
    シェアウェアゲームのデベロッパであるStrange Flavourから,「Airburst」Version1.02がリリースされた。「Airburst」は,トップダウン型の2Dアクションアーケードゲーム。たくさんの小さな風船でできた乗り物を駆り,かみそりのついた風船を投げ合って敵の乗り物を破壊するという,シンプルな内容ながらついついハマるプレイ感覚とコミカルできれいなゲーム画面,4人まで参加可能な対戦モード,OS Xへの対応(カーボン化)などを特徴としている。
 Version1.02では,レジストしたユーザー向けのおまけ機能の追加,ゲームバランスの調整,敵キャラのAIの改良,マイナーバグフィックスなどが施されているとのこと。ダウンロードと詳細は,MacGameFilesの「ここ」(約2.4MB)で。

「Candy Crisis」のカーボン版がリリース
    「Candy Crisis」は,John Stilesが開発した2Dアクションパズルゲーム。パーティクルイフェクト,ダイナミックシャドウ/ライティング,トランスペアレンシーイフェクト,リフレクティブイフェクトといった機能を備えた,非常によくできたグラフィックスエンジンをベースにしているので,ゲームそのものももちろん楽しいが,眺めているだけでもエンジョイできるだろう。
 対戦相手を務めるコンピュータのAIが練りこまれていて,プレイヤーの戦いぶりを素早く学習し,それによって戦略を変えることができるという。もちろん,友達同士で二人同時対戦プレイも楽しめる(ハンディキャップ制も選択可能)。一人で得点を追及できるSolitaire Crisisモードやチュートリアルまであるので,落ちモノ系ファンの方はぜひトライしてみよう。
 今回リリースされたVersion1.1は,Mac OS Xに対応(カーボン化)している。ダウンロードと詳細は,MacGameFilesの「ここ」(7MB)で。

GarageGamesがV12エンジンの名称を変更
    GarageGamesは,同社のサイトのMAKE GAMESコーナーにおいて,商標登録の関係から"V12エンジン"の名称を変更せざるを得なくなったと発表した。 いまのところ「gV1」(GarageGamesのVeriosn1エンジンの意味らしい)か「SpankDog」が候補として上がっているそうだが,SpankDogはもともと地ビールの名称らしく,これはこれで許可を得る必要があるということで,決定には至っていない。

Klink! SoftwareのDimension 3ゲームエンジンがβ段階に
    Klink! Softwareが開発を進めている「Dimension 3」というゲームエンジンのβ1Versionが完成,現在テスト作業に入っている模様。
 「Dimension 3」は,3Dゲームの開発を迅速に行うためのツールとしてデザインされたエンジンで,基本的に無料で使用することができ,有償のゲームを開発する場合でも,5%程度のライセンスフィーを支払うだけですむ。リアルタイムシャドウ,コンプレックス・カーブド・サーフェイス,強力なスクリプト言語,OpenGLとOpenAL,OpenPlay/NSp,MozillaのSpiderMonkey JavaScriptへの対応などを特徴としている。
 現在「Demension 3」公式サイトでβ1がリリースされているので,興味のある人は落としてみてはいかがだろうか。

10th Sep.2001

 
Westlakeの最新情報
    Westlake Interactiveは,公式サイトの「ここ」で,現在進められているプロジェクトの進行状況について発表した。

 まず,Vanna Whiteをフィーチャーしたアメリカの人気クイズ番組のゲーム化第二弾「Wheel of Fortune 2nd Edition」のβ版が完成し,テストに入っているということ。  また,「Star Trek Voyager:Elite Force Expansion Pack」もすでにβテスト段階に入っているそうだ。このエキスパンションパックでは,新しいキャラクター,ボイジャー号内を自由に散策できるインタラクティブツアーモード,21のマルチプレイマップ,新しいエイリアンが登場するシングルプレイミッションなどの追加,OS Xへの対応などをフィーチャー。また,このエキスパンションパックを導入すると,マルチプロセッサ対応版をプレイできることになるようだ。
 最後に,FPSファン待望の「Unreal Tournament」のOS X対応版は,ようやくα段階に入った模様。

MSから「Flight Simulator 2002」のムービーがリリース
    Microsoftは,現在同社で開発を進めている民間フライトシミュレーター「Microsoft Flight Simulator 2002」の最新ムービーを三本リリースした。ボーイング747-400の離陸シーン,水上セスナの離陸シーン,夜のラスベガス上空の遊覧飛行の様子などが収録されている。はたして,本当にMacへ移植できるのか…… Destineer Studiosでどの程度移植が進行しているのか,気になるところだ。フライトシムに興味のある人はぜひチェックしてみよう。ダウンロードは,公式サイトの「ここ」で。

 

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