26th Jan.2002

 

「三國志VIII for Macintosh」が2月22日に発売決定!
    コーエーは,中国を舞台にしたストラテジーゲーム,三国志シリーズの第八弾,「三國志VIII」のMacintosh版を2月22日に発売すると発表した。
 最新作では,登場人物同士の「人間関係」にスポットが当てられていて,プレイヤーがゲームにより深く感情移入できるよう工夫を凝らしてシステムが構築されているということだ。

Mac OS X対応版「WarBirds III」が3月1日にリリース,パッケージ版も販売予定
    IMGのレポートによると,iEntertainment Networkが,Mac OS X対応版の「WarBirds III」3月1日にリリースすると発表したそうだ。また,同ゲームのパッケージ版の発売も決定したと表明したとのこと。
 「WarBirds III」は,オンライン対戦に主眼を置いた,第二次世界大戦を舞台とする多人数同時参加型コンバットフライトシミュレーションゲーム。古くからMacに対応したゲームとして多くのファンに高い支持を受けてきた。
 ソフトウェア自体のダウンロードとトレーニングモードのプレイは無料で,オンライン対戦に参加するための料金を毎月支払うというシステムだが,パッケージ版がリリースされることにより,100MB近くあるインストーラのダウンロードが困難だという人もプレイしやすくなるだろう。

Volitionが「Red Faction 2」「Summoner 2」を発表
    Macゲーマーにもお馴染みのVolitionは,3Dアクションゲーム「Red Faction 2」と3D RPGの「Summoner 2」の開発を発表した。
 「Red Faction 2」は,同社が独自に開発した3Dエンジン,Geo-Modを搭載したSF 3Dアクションゲーム,「Red Faction」の続編。MacGamer.comのレポートによると,前作のMac版を販売したGraphic SimulationsのJeff Morganは「Windows版のパブリッシャーであるTHQとMac版について予備的な話し合いを持った。自由にコメントできないが,前作はMacファンから好意的な反応を得られたので,チャンスはあるだろう」と語り,続編についても前向きな姿勢を示した。
 「Red Faction 2」では,ビジュアル性が大幅に向上されるだけでなく,高度なAIでコントロールされたエリート兵士たちに指示を与え,チームでミッションのコンプリートを目指すようなゲームプレイも追加されるとのこと。ダイナミックなゲーム環境や敵キャラのクレバーさもますます洗練されるばかりでなく,4画面分割での対戦モード等,マルチプレイモードも強化される予定だ。
 「Summoner 2」は,同社が独自に開発した3Dエンジンを搭載したファンタジー3DアクションRPGとして高く評価されたSummonerの続編。いまのところPlayStaion 2版のみ発表されているようだ。スクリーンショットも掲載されているので,興味のある人は公式サイトをチェックしよう。

InterplayとBioWareが和解,「Neverwinter Nights」はInfogramesからリリース!
    Interplay ProductionsBioWareは,プレスリリースを通じ,裁判沙汰になっていた問題について和解が成立し,BioWareが開発中の「Neverwinter Nights」の販売をInfogramesが担当することになったとアナウンスした。
 BioWareの共同CEO,Ray Muzykaは「Interplayとの論争について友好的な解決を見たことを喜ばしく思う。Neverwinter Nightsの開発を完了し,Infogramesがそれを販売することを楽しみにしている」と語り,一方でInterplayの社長,Herve Caenは「この状況を打破できたことを喜んでいる。Neverwinter Nightsやそのほかのタイトルについて,InfogramesおよびBioWareと友好的で有益な関係を持てることを楽しみにしている」と述べた。
 「Neverwinter Nights」は,Advanced Dungeons & Dragonsの第三版のルールを完全再現したシングル/マルチプレイ3D RPG。同社では,テーブルトークRPGをパソコン上に再現することを目指していて,プレイヤーの一人がDungeon Masterと呼ばれる,そのゲームの仕切り役をプレイすることも可能だ。Dungeon Masterは,オリジナルのゲーム世界を構築し,仲間のプレイヤー等をゲームに参加させたりすることができるわけだ。
 ネットワーク上に存在する「Neverwinter Nights」のサーバーには,それぞれ20〜30人までのプレイヤーしか参加できないが,サーバー間の移動も可能だ。ユーザーが作成したたくさんのダンジョンから構成される広大なゲーム世界,というようなコミュニティが誕生すると思われる。
 現在同社では,Windows版,Macintosh版,Linux版の開発が進められている。InfogramesはMacSoftの親会社なので,何らかのアナウンスがありそうだ。

American McGeeがオズの魔法使いをゲーム化
    MacGamer.comのレポートによると,「American McGee's Alice」のゲームデザインを担当したAmerican McGeeは,同ゲームの完成後,Electronic Artsを去り,Carbon6 Entertainmentを設立した。現在同社では,オズの魔法使いをモチーフにした「Oz」というゲーム,コミック,フィギュアの制作が進められているという。「American McGee's Alice」では原作の十数年後の世界が描かれたが,「Oz」は原作より前のストーリーが展開するということだ。また,同社と共に「American McGee's Alice」の映画化を進めるDimension Filmsがこのストーリーの映画化の最優先権も得ている。

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