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東京ジョイポリスの最新VRアトラクション,「ZERO LATENCY VR OUTBREAK ORIGINS -Zombie Survival episode 0-」体験レポート。力を合わせてゾンビの群れを撃退せよ
東京ジョイポリス公式サイト
東京・台場の東京ジョイポリス内の一角に設けられた「ZERO LATENCY VR」は2016年7月に稼働を開始し,これまで「ZOMBIE SURVIVAL」と「SINGULARITY」という2つのプログラムが展開されてきた。第3弾となる「OUTBREAK ORIGINS -Zombie Survival episode 0-」では,過去2作の世界観を踏襲しつつ,タイトルどおり,それらの起源となる物語が描かれている。
今回の体験会では稼働時と同じく,最大参加人数である6人パーティを組んでのプレイが体験できた。約15分のブリーフィングとセッティング,そして約15分のプレイ時間となる。
アトラクションのフィールドは15m×15mという,かなりの広さを持っており,プレイヤーはSFチックなデザインのライフル型コントローラを手に,このエリアを自由に歩き回ってプレイすることになる。コントローラには,弾を撃つトリガー,モードを切り替えるモードボタン,リロードしたいときに押すリロードボタン,そしてショットガンなどの単発の武器を撃つときにスライドさせるポンプグリップが用意されていた。
フィールドに出現する「ワープポイント」に乗って移動するのだが,その道中も,ゾンビ達があらゆる方向から襲いかかってくる。神出鬼没のゾンビに対抗するには,6人が声をかけ合い,敵がどちらから迫っているかを確認することが重要となる。途中で3人ずつが二手に分かれて移動する場面もあるので,このときは,さらに緊密な連携が要求される。
プレイヤーにはHPがあり,ゾンビに攻撃されると当然ながらHPが減って,0になると死亡だ。ゲームオーバーになるわけではないが,10秒間行動できなくなるため,ほかのメンバーの負担が増えてしまう。なお,死亡数はリザルトとして公開され,ギャラリーにも知られてしまうことにも注意したい。
プレイヤーが装備している武器は,ライフルとショットガンを随時,ボタンで切り替えられる。前者は連射が可能だが1発の威力は弱く,後者は強力だが撃つごとにポンプアクションを行わなくてはならない。
また,フィールドにはときおり,金色に光る武器が登場し,それを取ったプレイヤーは一定時間強力な攻撃が行えるようになる。
VR空間を歩き回れるため,臨場感はかなり高く,プレイヤー同士が死角をカバーし合うように動けるところも,リアルで楽しいところだ。
ワープポイントで移動する先にはさまざまなシチュエーションが用意されており,細い足場を渡ったり,ヘリコプターに乗ったりするシーンもある。ゾンビの怖さとはまた違ったスリルが味わえるのも,VRアトラクションならではのものだろう。
最後には強力なボスも登場する。このときもゾンビが次々と現れるので,プレイヤーの団結力が試されるところだ。
安全性については十分に考慮されており,例えば移動時に,ほかのプレイヤーやフィールドの壁に接近しすぎると,目の前に自分を中心としたレーダー画面が強制表示され,さらに接近すると警告音が鳴り,ゲームが一時停止する。このため,夢中になりすぎて他人や壁と激突する,といったこは起きない。
アトラクションの料金は,東京ジョイポリスの入場料に加えて1回2000円(税込)。プレイするには,公式サイトからの予約が必要だが,キャンセルが出たり空きがあったりしたときは,その場でも参加できるという。これまで以上に没入感の高い体験ができるので,機会があれば,ぜひ遊んでほしい。
「OUTBREAK ORIGINS -Zombie Survival episode 0-」予約サイト
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