新企画が明らかになった「ニコニコ超会議3」の発表会をレポート。ゲームエリアは遊べるブースが大幅増＆アニメエリアには「艦これ」ブースも出展

　ドワンゴおよびニワンゴは2014年3月4日，動画サービス「niconico」の超巨大イベント「ニコニコ超会議3」の2回めとなる発表会を東京都内のニコファーレで開催し，新企画や各エリアの概要を明らかにした。
　本稿では，「ドラゴンクエストX」のステージや「ファイナルファンタジーXIV：新生エオルゼア」のコラボ企画などが発表された「超ゲームエリア」の情報を中心にお伝えしよう。

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「ニコニコ超会議3」公式サイト

ニコニコ超会議3

■会場：幕張メッセ国際展示場1〜8 ホール
■開催期間：2014年4月26日（土）10時〜18時，27日（日）10時〜17時
■入場券情報
・一般入場券
1日券　前売1500円/当日2000円
2日通し券　前売2500円

・優先入場券（数量限定，先着順，1日券は日付指定）
1日券　前売1600円
2日通し券　前売2700円

・大相撲超会議場所 観戦券（抽選販売，日付指定）
砂かぶり席　前売1万2000円
イス席　前売5000円

発表会のMCを務めたドワンゴ 取締役 夏野 剛氏（左），ドワンゴコンテンツ ニコニコ超会議3実行委員会 奥井晶久氏（右）

前回開催の超会議2に引き続き，超会議3には7政党が出展。また，後援には文化庁，千葉県，協賛にサークルKサンクス，ワコムがそれぞれ追加決定した

　これまでに開催された超会議でも人気の高かった「超ゲームエリア」では，今回も最新ゲームの試遊台をはじめ，「ドラゴンクエストX」「ファンタシースターオンライン2」などのステージ企画を実施。さらにアナログゲーム，アーケードゲーム，スマホゲーム，自作ゲームなどを実際に体験できるブースを大幅に増加する。


　「ドラゴンクエストX」のステージは，ゲーム内のコロシアムを使用して「ガチ部門」「ネタ部門」の2つで大会を開催する。予選の参加受付は3月4日に開始され，4月6日にはニコニコ生放送で予選大会を実施。これを勝ち抜いたパーティが，超会議3のステージで行われる決勝大会に進出する。また，超会議3には堀井雄二氏のゲスト出演が決定している。


　音楽ゲームのコーナーには，「グルーヴコースター」「太鼓の達人」「maimai GreeN PLUS」が出展。3タイトルを同時に使う企画も予定しているようだ。


　「自作ゲーム体験」と題した企画では，「ニコニコ自作ゲームフェス」で人気を集めた「ぼくらの大革命！」「ネコ剣士」「運べ！荷物！」などをプレイアブル展示する。ゲーム実況者によるデモプレイを披露するステージも予定している。


　「アナログゲーム」については，カードゲーム「超大富豪」および「超脱出ゲーム」を展開。「超脱出ゲーム」は3月17日より事前参加登録が開始される。


　アデランスは「ファイナルファンタジーXIV：新生エオルゼア」とのコラボレーションで，公式コスプレコンパニオン全10キャラクターのウィッグを制作する。
　さらに同社は，現在の“モヒカン世界記録”とされる約118センチを超える「世界一のモヒカン」を特注制作する企画も展開するとのこと。

ゲストとして，モヒカンの世界記録保持者である渡辺一祐さんが登場

　「Xbox」のコーナーには新作FPS「タイタンフォール」が登場。最新コンシューマ機の「Xbox One」も体験可能とのこと。なお，Xbox Oneは，日本マイクロソフトブースにも出展される。


　「ファンタシースターオンライン2」のステージでは，「超PSO2放送局」を実施。ゲームの最新情報を公開するほか，来場者参加型の対戦大会などを予定している。
　また，「超スマホ体験エリア」にはWill Smartの「デカスマホ」が設置され，人気ゲームを全身でプレイできる。会場では，夏野氏がデカスマホによる「モンスターストライク」に挑戦した。


　超会議に初登場となる「超アニメエリア」では，人気作品の世界観をリアルに再現したブースや，キャラクターショーなどのステージイベントを展開する。なお，ステージイベントは，それぞれ観覧用の整理券を配布する予定とのこと。


　「艦隊これくしょん -艦これ-」ブースは，「超 俺提督の部屋」と題した企画で，ゲーム内の「提督の部屋」を徹底的に再現する。また，「艤装」まで再現した艦娘（かんむす）のコスプレイヤーと記念撮影ができる。


　「アイドルマスター」ブースでは，「生っすか！？サンデー」を実施。超会議2と同様に，盛りだくさんの内容となる予定とのことだが，詳細は後日発表される。


　「進撃の巨人」ブースでは，参加者が5人1組になって“立体機動バランス訓練”を体験可能だ。さらに成績優秀者は，会場に設置された「立体機動装置」で，実際に空を飛ぶことができる。


　「To LOVEる-とらぶる- ダークネス」ブースでは，VR技術を使った3Dアトラクションを実施する。これは，主人公リトが遭遇するような“ラッキースケベ”体験を，VR技術でリアルに再現するというもの。参加者全員のヘッドセット内の視点が合致すれば，女性キャラの服が透けるようだ。


　「メカクシティアクターズ」ブースは，メカクシ団のアジトをリアルに再現する。ミッション（作品に紐づいた謎解き）をクリアするとアジトに入れるようになるが，メカクシ団員のコスプレで来場するとミッションが楽になる要素もあるそうだ。


　ステージイベントとしては，「ハピネスチャージプリキュア！」「仮面ライダー鎧武」「ディズニーっコらぢお」「『中二病でも恋がしたい！』ラジオVS『悪魔のリドル』ラジオ」「棺姫のチャイカ」「超禁断生ラジオ」が予定されている。
　また，低年齢層に人気の「プリキュア」「仮面ライダー」の参加に伴い，入場有料となる対象年齢が「6歳以上」に引き上げられることも発表された。


　このほかには，ボカロ関連の企画を集約した「超ボーカロイド感謝祭」，影山ヒロノブ氏や任天堂スペシャルビッグバンドなどが出演する「超音楽祭2014」に加え，「超コスプレエリア」「超宇宙ブース」「超ダイオウグソクムシブース」「自衛隊ブース」といった企画が発表された。


　なお，ニコニコ超会議3の追加情報は今後も順次発表される予定で，次回の発表会は4月8日に行われることになっている。

「ニコニコ超会議3」公式サイト