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台湾AUOが垂直144Hz対応で解像度2560×1440ドットの27インチIPS液晶パネルを開発中か
これが正しいとすると,IPS方式を採用するPCディスプレイ用液晶パネルとして初の垂直リフレッシュレート120Hz超級ネイティブ対応モデルがまもなくの出荷となるわけだ。
垂直リフレッシュレート120Hz超級に対応したPC用液晶ディスプレイは,TN方式を採用したパネルのほとんど独壇場で,例外は,EIZOのVAパネル搭載モデル「FORIS FG2421」くらいしかなかった。また,27インチで解像度2560×1440ドットとなると,選択肢はASUSTeK Computer(以下,ASUS)のTNパネル搭載モデル「ROG Swift PG278Q」しかなかったりするわけだが,M270DAN02.3が登場すると,そんな状況は大きく変わることになりそうである。
なおTFT CENTRALによれば,M270DAN02.3は,IPSと非常によく似た「AHVA」(Advanced Hyper Viewing-Angle)技術を使用した液晶パネルで,コントラスト比1000:1,輝度350cd/m2,上下左右左右の視野角178度というスペックを備えているという。
AUOの液晶パネルは,BenQのほか,ASUSやAcerもよく採用しているだけに,こういったディスプレイメーカーから,早ければ2014年末,遅くとも2015年にはM270DAN02.3搭載ディスプレイが登場する可能性がある。楽しみに待ちたいところだ。
TFT CENTRALの当該ポスト(英語)
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