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  • 発売日:2018/11/27
  • 価格:プレイ料金無料
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スマホやスマートスピーカーに呼びかけて妹の危機を救え。新たな自然会話システムを用いた謎解きゲーム「エスケープ・ルーム」が本日リリース
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印刷2018/11/27 18:31

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スマホやスマートスピーカーに呼びかけて妹の危機を救え。新たな自然会話システムを用いた謎解きゲーム「エスケープ・ルーム」が本日リリース

 WHITEは本日(2018年11月27日),Google HomeなどのGoogleアシスタント対応スマートスピーカーやスマートフォンで楽しめるアプリ,「エスケープ・ルーム」をリリースした。プレイ料金は無料。

画像集 No.003のサムネイル画像 / スマホやスマートスピーカーに呼びかけて妹の危機を救え。新たな自然会話システムを用いた謎解きゲーム「エスケープ・ルーム」が本日リリース

 「エスケープ・ルーム」は,まだ幼い妹から突然,助けを求める電話がかかってくる会話型の謎解きゲームで,プレイヤーは妹との会話を通じて,彼女が閉じ込められた部屋に隠された謎や暗号を解き,無事に脱出させることを目指すという。

 ゲームのキモとなる「会話」部分には新技術の「イトークルシステム」が使用されており,「システムとプレイヤーの会話」「システムの実質的な1人語り」を織り交ぜることで,自然な会話ができるという。

 「イトークルシステム」は現在,特許出願中とのことで,その概要も説明されているが,システムがプレイヤーの発話を部分的に理解しているだけであるのにもかかわらず,自然な回答が用意されることによって,プレイヤーが自然に会話しているような錯覚を覚えるものである……などと書きつつ,ちょっと難しくて筆者は十分に理解できていないので,興味のある人はぜひ以下のリリース文を参照してほしい。概念図など,グッとくる人にはグッとくるかもしれない。
 ちなみに,謎解きゲーム「エスケープ・ルーム」は「イトークルシステム」の応用例の1つであり,今後,教育プログラムやほかのタイプのゲームにも応用可能であるという。

株式会社WHITE、特許出願中の自然会話システムを用いた会話形謎解きゲーム「エスケープ・ルーム」をリリース

株式会社WHITE(本社:東京都港区、代表取締役社長:神谷憲司)は、「Googleアシスタント*1」対応の会話型謎解きゲームアプリ「エスケープ・ルーム」を開発・リリース、同アプリ内における会話システム「イトークルシステム」に関する特許を出願しました。

「エスケープ・ルーム」のストーリーは、プレイヤーの妹から「おにいちゃん、助けて」という電話がかかってくるところからスタートします。まだ幼い妹は自分がどこに閉じ込められているのか、またどうすれば出られるのか分かりません。彼女との会話を通じて部屋に隠された謎や暗号を解き明かし、脱出に導きましょう。


本アプリは、Google HomeなどのGoogleアシスタント対応スマートスピーカーやスマートフォンでお楽しみいただける会話型謎解きゲームアプリです。「会話」が鍵となる音声アプリケーションにおいて、まるで人と対話をしているかのような自然な会話体験を実現するために、ユーザの発話内容を理解し、擬似的に表現する独自の会話システム「イトークルシステム」を開発しました。

*1:Googleアシスタントhttps://assistant.google.com/intl/ja_jp/
Google、GoogleHomeはGoogleLLCの登録商標です。

■自然な会話の中でユーザーを特定の話題に誘導する独自会話システム「イトークルシステム」
「イトークルシステム」の要は、「システムとユーザの対話」と「システムの実質的一人語り」という2つの返答ロジックを回答に織り交ぜた会話システムであることです。これにより、システムはユーザの発話の一部しか理解していないのにも関わらず、最終目的の達成へ向けて会話を誘導・成立させることができます。また、ユーザはシステムが自分の言葉を理解してくれていると錯覚し、自然に会話が流れていくような体験をすることができます。

返答ロジックA「システムとユーザの対話」
システムがユーザの発した言葉の意味を理解した上で返答するロジック(図1‐A参照)。

返答ロジックB「システムの実質的一人語り」
ユーザの発話に関係なく会話を続けることができる返答ロジック。
既に話題が設定されており、且つユーザの言葉がシナリオ全体で用意している他の話題に触れない場合に適用されます(図1‐B参照)。このとき、システムは一人語りの様に話を進めます。既に話題が設定されているため、例えシステムがユーザの発話内容を理解せずに一人語りをしていたとしても、ユーザに同じ話題の発話を促すことが可能となるため、自然な会話が成り立っているような感覚に陥いります(図2‐1.参照)。

返答ロジックC/D「ユーザの返答を促す」
最終目的に近づけるための発話を促す返答ロジック(図1‐C/D参照)。

■具体例
少女を脱出させるという最終目的

話題が設定されている状態においては、ユーザの発話内容にかかわらず、会話を中断しない自然な回答が提供されます。結果として自然に発話内容が流れるため、ユーザはシステムが会話内容を理解して会話が進んでいるものと錯覚します(図2‐1.参照)。
話題解除後には、ユーザの発話内容が的を射ていないものだとしても、会話の成立性を錯覚させながら(図2‐2.参照)新たな話題設定へ向けて収束させていくことができます(図2‐3.参照)。

 〈図1〉イトークルシステム概念図
画像集 No.001のサムネイル画像 / スマホやスマートスピーカーに呼びかけて妹の危機を救え。新たな自然会話システムを用いた謎解きゲーム「エスケープ・ルーム」が本日リリース

 〈図2〉イトークルシステムを使用したシナリオ参考例
画像集 No.002のサムネイル画像 / スマホやスマートスピーカーに呼びかけて妹の危機を救え。新たな自然会話システムを用いた謎解きゲーム「エスケープ・ルーム」が本日リリース

■「イトークルシステム」の活用可能性について
本会話システムは、ネットワーク上を介して提供されるシステム及び方法として、又はプログラムとして提供され得ます。上記の謎解きゲームは一例であり、対話性及び目的性の観点から、高齢者や子供に向けて何らかの目的を実行させるための行政や教育のプログラムにも応用が可能です。また、複数のコンテキストを備えつつも一つの目的をクリアする、ゲームプログラムなどの目的にも適しています。

■特許出願中
「イトークルシステム」は、その独自の会話システムについて特許出願中です。
(2018年11月現在)

■「エスケープ・ルーム」について
‐Story‐
突然あなたにかかってきた、一本の電話。それは、あなたの妹「ひかり」からの助けを求める電話でした。あなたは、部屋に隠されたすべての謎や暗号を解き明かし、彼女を無事脱出させることはできるのでしょうか...?

‐Hint‐
もし問題分からない問題があったときは、「分からない」「ヒント」などと言ってみてください。もしかしたら、彼女が一緒に考えてくれるかもしれません。

‐How to Use‐
Android 搭載端末:ホームボタンを長押しして「エスケープルームにつないで」と呼びかける
iOS搭載端末:Googleアシスタントを起動し「OK Google, エスケープルームにつないで」と呼びかける
Google Homeなど:「OK Google, エスケープルームにつないで」と呼びかける

  • アプリ名:エスケープ・ルーム
  • サービス概要:会話形謎解きゲーム
  • 提供開始日:2018年11月27日
  • 利用料金:無料
  • 関連タイトル:

    エスケープ・ルーム

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    エスケープ・ルーム

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