連載
闇の中で生きるひとつの光。Android向けアクション「Evil Cogs」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第1600回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,光の子をゴールまで誘導する,Android向けアクションゲーム「Evil Cogs」を紹介しよう。
「Evil Cogs」ダウンロードページ
本作は,闇の世界で産まれた光の子供を操作し,道中に出現する怪物やトラップを回避してゴールを目指すアクションゲームだ。“闇に包まれた世界で光を取り戻すために冒険”という物語に合わせて,ステージデザインは闇の「黒」と,光の「白」を基調とするモノクロームなテイストで描かれている。
光の子供は,画面右側をホールドすると右斜め上に,画面左側をホールドすると左斜め上に浮き上がる。画面を押しっぱなしにしていると天井やオブジェクトに引っかかるので,ある程度浮いたら指を離し,落ちそうになったらまた押してと,簡単操作ながらも思わず熱中してしまう乱高下を楽しめる。
各ステージにはさまざまな仕掛けが用意されており,加速装置を利用してピンポールのように高速で進んでいくものや,画面端から超巨大生物が追いかけてくる強制スクロールなど,さまざまなギミックが存在する。
道中に出現する光を集めたり,クエストを達成したりすると,「ショップ」で使えるコインが入手可能だ。ショップでは,スピードアップできるアイテムや,新ステージのアンロックなどが利用できる。
BGMやエフェクトにもこだわりを感じられる,幻想的な雰囲気がとにかく秀逸な本作。精密操作が必要な場面では自動ズームされたり,ステージによっては隠しルートがあったりと,アクションゲームとしての作り込みも光る。基本無料で最後まで遊べるので,興味があったら体験してみてはいかがだろう。
著者紹介:オクムラワタル
平成生まれのゲーム野郎。ファミコンとともに幼年期を過ごし,ゲームによって育てられた存在。ジャンルを問わずゲームを愛しており,FPSから恋愛シミューレーションまでなんでもいじる。ちなみに説明書は読まない派である。
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